2011年6月のエントリー
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質問:フカセとタルカゴ用との兼用マキエサについて
「フカセをしていて状況が変わったので、タルカゴの釣りに切り替えたいと思います
このときのマキエサはどのようにしていますか」
以上のような質問をいただきました
ありがとうございます
非常にいい質問ですねー
山陰地方の上物釣り師には
こんなことってよくあることです
特に、隠岐の1泊2日以上の釣りでは
フカセ、タルカゴ、底カゴ、総てに対応したタックルとエサの準備をしていきたいものです
私などもよくあるんですが
プライベート釣行では
グレのフカセ釣りをしていたかと思うと
いきなりタルカゴで沖の潮目を狙ってマダイ、ヒラマサ狙いに切り替えるといった事も
珍しいことではありません
こういった状況に対応するために
私の場合は
40センチのバッカンに1/2、又は1/3の仕切りバッカンを入れて
メインに生オキアミ+配合エサ入りのコマセ
その他にボイルを海水に浸しておきます
これからの時期のグレ狙いなどでも
ボイルを有効に使っていきますから
フカセ、メインでもこのスイタイルですね
隠岐でG杯グレ予選があったときなども
この区分でやっていました
フカセにおいて
ボイルを足元に入れたり
遠投したい場合は
投入直前に配合エサの方に適量を加えて投入します
タルカゴの場合は
そのままボイルオンリーでもいけますが
ボイルを半分入れておいて
上の方に配合エサが混ざったコマセでふたをするように詰めたり
もちろん配合の方だけをタルカゴに詰めてもOKです
手やズボンなどは汚れますけど
磯釣りってそんなもんなんですよねー
私は釣るためだったらあんまり気にしません
このようにバッカンでいろいろなコマセを仕切っておけば
バリエーションも増えて
いろいろな状況に対応できますね
試してみてください
それから質問とは関係ないのですが
バッカンです・・・・
私はショルダータイプのものを使用しているんですが
これが便利なんですねー
せっかちな私は
取っ手がかさばるのもイライラ
ショルダーは
持ち運び
渡船での受け渡し
磯での場所移動から釣り開始まで
仕切りバッカンやサシエサケースの装着
装着したままの移動
以上が実にスムース
取っ手がかさばることもありませんし
いつでも片手、一発で受け渡しも可能なんですねー
遠征時や時化たときの渡船利用にも便利で
私にとってはよいことづくし
これも一回試してみられるとよいですよ
使い勝手の良さに驚きです
取っ手タイプのバッカンにも
取っ手を束ねる機能がついていますが
修羅場の磯渡しではほどけることもしばしばです
クラブのメンバーたちには
強くてしっかりしたロープを補助につけて
縛っておくように指導しています
これはタックルバッグなども同じことが言えます
色を決めておけば目印にもなり
他の釣り人に間違われることもありません
これで磯上がりがスムースになります
他の釣り人に協力してもらう磯上がりでは
このような配慮も必要ですね
そして渡船の船長やポーターも
こういったところをちゃーんと見ているものです
この信頼関係が
よい釣り、よい釣果を上げることにつながります
ぜひ実践してみてください
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