島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


 釣りに関する質問やご意見はこちらへどうぞ! "gtmuki@yahoo.co.jp" 今までのブログは、こちらの過去ログをご覧下さい。

2013年11月のエントリー

<< 最新のエントリー  < 前のエントリー 次のエントリー >  最初のエントリー >>


    2013-11-10 | 釣り紀行・・・釣行紀

ようやく自己記録に登録・・・宇龍大横手の「おばしま」


6日、休暇をいただいて好調宇龍へ

もう、スイッチが入りっぱなしで

どうしようもなくなりました

 

そして、水曜日はヒゲジーの定休日

決戦の日をお互いに楽しみにしていまして・・・

ここへ自由人、宇宙人、の相棒Nも参戦

 

三つ巴の戦いとなりました

選んだ場所は大横手の「おばしま」

 

宇龍の渡船終了(11月15日)が近づいて

もうあとわずかになってきましたが

 

この日に休暇を取って行ったのにはもう一つ理由があります

 

ゴールデン潮周りなのですよ

 

私が言うところのですけどもね

大潮後の中潮を狙っての釣行でもあるわけです

 

そして例年のパターンなのですが

不思議と渡船終了間際には

毎年、大型が回遊してくるのです

 

11月に入って

80クラスの釣果が連日続いており

バラシはかなりあるのではないかと推測します

 

みなの狙いは80クラスの大型

相棒Nなどは

生意気にも

「もう、小マサはいらんわー」などとほざいております

 

そこで3人とも道糸8号、ハリス10号でスタート

 

開始して約1時間が経過して

最初のアタリがありましたよ

 

60センチクラスでもものすごいパワーなんです

底瀬に触れれば8号でも10号でもわけなく切られます

それほど今の宇龍のヒラマサは長さ以上に体高があり

引き味抜群なのです

だからみんながのぼせるのですよ

 

そして次はひげじーにも

そして相棒にも

 

おおー早くも全員安打

 

今日はいいでー

 

さすがゴールデン潮周り

 

夏場のようにそんなにアタリは頻繁になく

次の時合が来るまでの間隔が長くなっています

おおよそですが1時間サイクル

 

そして8時ごろ

ヒゲに強烈なアタリが来たー

バリバリバリー・・・ラインがものすごい勢いで出る出る

ベールをおこして巻きとりに入ろうとすると

「うん?うううううん?」

びくともしません

 

ここは底瀬が荒く

あちこちに点在しているようで

私も過去に持って入られた経験があります

 

ヒラマサの場合

底瀬で動かなくなると

まずもって獲れないことがほとんどのように思います

 

ハリスを切られることも多いですが

まずはハリが外れてしまいます

ヒラマサの場合は支点が分散すると

ハリが外れてしまうことが多いので

やりとり中に他の仕掛けと絡むことも

注意したいものです

 

さてさて

やれやれ

ヒゲのこのアタリも

道糸からラインブレーク

私が作ってあげた渾身のドクロも・・・たっしゃでな

 

私と相棒にもアタリがあって

これはレギュラーサイズ・・・といっても体高・・・あるー

どんだけ引っ張るやー

 

ヒゲ1、相棒2、私2

 

次は9時

またヒゲに

アタリはよく出すヒゲ

これもデカイか

「あらー」

おいおいどうなっとるやー

またも道糸からラインブレーク

本日2個目のドクロも・・・たっしゃでな

 

もうお前には作ってやらんわー

 

そしてお決まりのパターンで私にもアタリが

これはやや型が良くて65センチはありそう

途中、底瀬にあたった感触

ハリスに海藻が巻きついて上がってきました

 

おおーヤバい、ヤバい

 

10時に、またヒゲさん

またやられてやんのー

「もーおれだめだわ・・・自信喪失」

「がーん」

 

確かに魚もデカイか

相棒「おれにもデカマサ当たらんかなー」

(今回相棒の画像が一枚もないー・・・ヒゲ、撮ってやれやー)

(ヒゲさんバラシの連続で相当テンパッてたみたい)

 

このころになると

みんなでハリスは8号に設定

 

仕掛けを点検して

痛んだハリスを張り替えて

次の一投

 

きたきたきたー

 

手元に来たアタリの重厚感から大物の予感

早めにベールをおこして

竿をなるべく低く

なおかつ角度を十分に出して

魚の動きをはかります

 

でかいぞ

 

するとものすごい勢いで沖に走りだしました

腰を落として竿の角度が甘くならないように

体をくねらせ

ドラッグでラインの出を調整します

止まりそうなら

スプールを手で押さえて逆転しないようにして

魚の向きを変えようと試みますが

 

まだまだ力があります

次の走りに襲われます

ジジジー・・・ジジー

ドラッグが低くも鈍く鳴り続けます

 

そしてもう一度止めに入りますが

まだままだー

 

3度目の挑戦でようやく魚がこっちを向きました

底瀬には触れていることを想定しながらも

太仕掛けを信頼していっきにこっちを向かせます

 

さすがに横に逃げ出しました

 

この時・・・これは獲れるかも

という予感が・・・・

 

じわじわと距離を詰めていきます

ちょっとでも反撃しそうになれば

ドラッグが効いて

巻きながらもスプールが滑る設定

それでも巻けるときは強引にも巻いて

距離を詰めます

 

そして足元にタルカゴのカラーが見えてきました

その向こうには銀鱗に光る魚体が

 

ボディーにははっきりとしたイエローライン

「デカイ・・・いいヒラマサだわー」っと相棒とヒゲ

 

横たわるヒラマサはまさに黄金色

 

タモ入れは

凪がいい時は

自分でやった方が

実はタイミング的にもドンピシャ

失敗がないのです

 

ドラッグで十分に弱らせたおかげで

足元の突っ込みが意外となく

一発イン

 

やったー

80はあるぞー

 

帰って正式に計測すると

ドンピシャ・・・80センチ、4.3キロ

 

やっと大台に乗せました

一歩一歩ですねー

おまえやつの前で獲ったことにも意味がある

うれしいわー

 

 

午後に入るとアタリはいっそう散発に

それでも思い出したころに来るから油断が出来ない

 

私はこの日

5本目のヒラマサをゲットしました・・・バラシなし

 

相棒はアタリが出ず沈黙のまま・・・2本ゲット・・・バラシなし

 

そしてヒゲさん・・・この時点で1本・・・バラシは・・・・ナイショ

「このままでは終われんわー」とこまめに手返しを続けます

 

そして「来たー」

「これはバラせんぞー」

(今回はヒゲさんのやり取りを画像でどうぞ)

ロッド:がま磯 フアインフォース MH
道糸8号、ハリス8号
ドクロのたちゃん仕掛け
水中ウキ1号、ウキ止めあり
ウキ下3.5ヒロ 

今日だけでもたくさん経験したのだから

ここはモノにしてほしい

 

体勢を低くして

なるべく竿も低く構えて角度を保ちます

 

相手が突っ走ったら無理せず

程よく調整したドラッグでラインを送ります

 

強引で大胆かつ慎重に・・・

この兼ね合いが経験でしか会得できないのです

 

そして経験は生かされました

 

「これもデカイ」

 

相棒との息もピッタシ決まって

最後の最後にやりました

 

そしてサイズも納得の70センチ・・・ジャスト

「やったー」

 

よかったなー

このとき時計は午後の4時

 

これで本日は終わったか

サシエサもとられないまま

ヒラマサの当たりそうな気配がまったく無くなりました

 

わたしは

タイ狙いに切り替えまーす・・・と二人に宣言して

ハリスに3Bのガン玉を2段打ちにして

付けていなかったウキ止めを

ハリから6ヒロの位置に設定

 

竿2本分沖に投入して張り気味に待っていると

ドクロが勢いよく視界から消えました

ギュンギュン締め込みますが

ヒラマサの走りと違います

 

宣言して一発目で狙い通りのマダイが上がってきました

60センチジャスト

ほーらやっぱりね

 

本日このマダイを最後に納竿となりました

 

ヒラマサの自己記録登録は

80センチオーバーと思っていましたので

ジャストですけども

この釣果を自己記録として登録したいと思います

 

引きが強いといわれる

秋のシーズンにこのサイズが獲れたことは

自分の中でも納得できるG1な1尾となりました

 

ポイント設定などでいつもアドバイスをくださり

幾度となくお世話になっている

ごんげん丸の木村船長にも

感謝したいと思います

ありがとうございました 

 

竿:がま磯 我夢者 3号
リール:5000番
道糸:東レ 銀鱗 ビッグゲーム 8号
ハリス:東レ トヨフロン L-SE 8〜10号
針:がまかつ A1 TKO 11号〜12号
ウキ:G1タルカゴ ドクロ 中
たっちゃん仕掛け
ウキ止めなし

エサ:サシエサ、コマセともにオキアミボイル 3k×4
7:00〜17:00

 

 

 


 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



9037 count

コメント(1件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


はじめまして、いつも楽しませていただいております。質問ですが、ヒラマサとのやり取りで竿を寝かせて角度を保つのは、どんな利点がありますか?自分は、なるべく浮き上がらせようと硬い竿を立ててやり取りしてます。ハリはずれを防ぐ為ですか?背ズレを回避できるのでしょうか?…教えてください。

by 大ヒラ釣造 ( 2013-11-11 23:55:58 )


トラックバック(0件) トラックバックURL:

トラックバックはありません。



<< 最新のエントリー  < 前のエントリー 次のエントリー >  最初のエントリー >>

ブログトップ

カテゴリ選択

エントリーカレンダー

<<  2013年11月  >>
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のエントリー

最近のエントリーはありません。

最近のコメント

最近のコメントはありません。

最近のトラックバック

最近のトラックバックはありません。

エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

会員ページ


rss

携帯サイトアクセス用QRコード

QRコード

tmblog