2013年7月のエントリー
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船からの完全フカセ釣り・・・日御碕沖
梅雨明けしてからというもの
天気は晴天で猛暑
そして風は西から南西で強風
島根県東部ではこんな状況が連日続いています
それが先週末には風が収まり
久しぶりに海はべた凪状態で
7月20日は友人の遊漁船に乗せてもらって
年にほんの数回の船釣りを楽しみました
船にめっぽう弱い私でも
この日は酔うこともなく快適な釣りができました
さて、今回は仕事関係で大変お世話になっている先生を
神奈川県からお迎えし
御案内役を仰せつかっていたので
案内役が船に酔ってグロッキーでは役目が果たせませんから
まずは海が凪でひと安心
今年はイサキのほかにヒラマサが好調で・・・・
ということで前日、下見釣行していたN船長も自信満々
この日のポイントも見当をつけている様子で
余裕の船出です
午後1時出発
猛暑ですので
体調も考えて半日の釣行です
ポイントや釣り方のイメージをつかんでおいて
夕マズメ勝負です
船長が案内してくれたポイントは
世界歴史的灯台100選にも指定されている
日御碕灯台を横目に通り過ぎて
宇竜の桁掛け半島沖
沖といってもせいぜい200m〜300mほどですかねー
ここは肉眼でも見えるような浅瀬が点在していまして
潮の流れを見て船をアンカーで固定して
その瀬に向かって釣るのがベストです
このへんは船長の腕の見せどころ
すべてお任せです
・・・ところが
大アクシデントが・・・
昨日、爆釣りした付近にアンカーを下ろしてみると
昨日とは潮が逆方向に
船長「アンカーを打ち直します」とアンカーを引っ張りますがびくともしません
ウインチを使って強引にやりますが
かなり岩に食い込んだらしくびくともしないのです
めったにあることではないのですがねー
昨日の下見がアダになったような形に・・・・
ここは無理をせずに仲間のやや大きい船を助っ人に呼びます
その間、待ち時間ももったいないので
仕掛けを流してもいいか?とキャプテンNに聞くと
「釣れないかもしれませんけどいいですよ」
オキアミ生を手巻きで一つまみ巻いて
仕掛けを投入します
投入といっても船べりから落とすだけ
鷺浦方向に程よい潮が流れます
期待せずにどんどんラインを送り込んでいると
スルスルスルー・・・ラインが走りました・・・ウソー?
1投目だで?
それもかなり強く絞り込みます
船とはいえライン3号にハリス3号ですから
ドラッグ調整して強い引きには逆転させますジージージジジー
おおーヒラマサかー?
すると海面が鮮やかなピンクに光るではないですかー
おおーマダイだー
先生もびっくりのいきなりの良型マダイ
70センチはないかなー・・・
不幸中の幸いというか
棚からぼた餅というか
こんなこともあるんですねー
「これで今夜の宴会の魚は出来たぞ」
近くで釣りをしておられた助っ人は
すぐに到着
強引に引っ張ってもらって・・・はずれたー
やーひと安心
よりによって先生をご案内しているときのアクシデント
どうなる事かと心配しました
さて、本命ポイントにアンカーを打ち直して
釣り再開
最初はポツリポツリだったものの
夕方が近づくにつれて
流すたびにアタリが出始めます
おおーきたー
このラインが走る瞬間がたまらないんですよねー・・・この釣りは
先生にも強いアタリがー
こりゃーヒラマサですねー
おおーやっぱりー
すると今度はイサキのダブルだー
北は北海道から
南は沖縄まで
全国を釣り歩いた経験をお持ちの先生
八丈島では50キロを超すクエや
30キロを超すカンパチを仕留められたことも・・・
大物釣り師の先生にはちょいと物足りなさもあったかも・・・
それでも
大社釣りと言いましょうか
ラインと針のみのシンプル仕掛け
完全フカセで潮に流す釣り方
先生も様々な釣りを経験してこられた中で
船からの完全フカセ釣りは初めてということで
ラインの走りと
小型ながら魚の引きがダイレクトに伝わってくる
この釣りを気に入っていただけたようで
私もうれしい
「また来るよー」っと言っていただいて
「今夜は島根の仕事仲間とこの魚で一杯やるんだ」と
迎えの車で発っていかれました
獲れたてのヒラマサ、イサキ、マダイで
さぞかし松江の夜を満喫されたことでしょう
またおいでくださいねー
お待ちしております
【本日の仕掛け】
ロッド:がま船 ナブラックス 30−330
リール:ダイワ 旧キャタリナ 4500H
ライン:フロロカーボン 3号 200m
ハリス:東レ トヨフロンスーパーL・EX 3号
針:がまかつ A1 TKO 11号 2本バリ仕掛け
コマセ、サシエサ:オキアミ生
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