島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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    2014-09-29 | 釣り紀行・・・釣行紀

GFG中国グレトーナメント隠岐島前


9月21日
GFG中国本部 グレトーナメント決勝大会を
隠岐島前で開催しました


まずもって浜吉丸船長には
的確なポイント設定と
トーナメント戦対応による
こまめな磯替えなどお世話になり
ありがとうございました


さて
各県で予選を行い
勝ち上がった選手18人によるトーナメント戦

25センチのグレの総重量で審査するなど
ルールのほとんどは
G杯全国選手権大会とほぼ同じ

1回戦は3人1組で対戦し
ここから1人勝ち上がり

1組 済の鼻
2組 鼻繰島(ハナヅラ)
3組 別府立島
4組 そなし鼻
5組 そなしのハナレ
6組 大島

以上6か所で
1時間場所交代の3時間を戦いました

沖磯はウリボーなどのエサ取りが多いそうですが
東国賀の地磯はほとんど釣り人も入っておらず
期待がもてます

そして検量、審査

場所によって
驚くほどに明暗が分かれました

1組
既定ギリギリサイズの僅差
数も最高が4尾

2組
ここはすごい
みんなよく釣っていましたが
その中でも13キロオーバー
最高長寸も46.8センチの良型が出ていました



3組
ここもよかった
ここでも46.2センチの良型が上がり
数も出ました



4組
ここは苦戦したようです
2尾で勝ち上がり

5組
超一級磯で期待が持てましたが
まさかの全員釣果なし
ジャンケンとなりました

6組
東寄りの波、風だったので
凪すぎて、潮も行かず苦戦
型、数ともに伸びませんでした
それでも全員に釣果あり

この日は東寄りの風が8m前後ふき
時折、大きなうねりが入ってきていました

2回戦は
二子岩
別府のハナレ
平島(ジーガ島)

山陽方面の選手は
時折打ち寄せるうねりに
手こずったようです

潮もたるんだ時間帯で
今一・・・釣果が伸びませんでしたが
それでも全組グレの釣果で勝敗がつきました

決勝に上がってきたのは
予選釣果トップ13キロを釣って
そのまま勢いに乗る
西中選手(広島)

テスター対決を
着実に勝ち上がってきた
藤井選手(山口)

1回戦をジャンケンで勝ち上がり
運気絶頂期の
小川選手(島根、G1トーナメントクラブ)


対戦磯は

決勝戦に温存しておいた「高崎鼻」

決勝戦は今回参加選手と
オブザーバーで駆けつけた会員が
全員観戦します



結果は
優 勝 藤井選手
準優勝 小川選手
3 位 西中選手







やーいい決勝戦でしたねー
潮はいまいちでしたけども
開始直後から少し動きがありました



それでも定まらず
ふにゃふにゃーっとした潮

エサ取りは
足元にスズメダイがいる程度
規定以下の小グレもいます

この中から
キープサイズの数釣りか
より良型を引きずり出すか

40分を3回りで戦います
合計120分の釣り

高崎鼻を
北向きの本場
中央
最奥と3か所に分けました



同じポイントでも
三種三様
それぞれの攻め方があるものです

どれも間違っているわけではありません
さすがに決勝まで勝ち上がってくる選手ですから
基本がしっかりしている印象でした

その中にあって
少し他の選手よりも引き出しが多く
それを的確に出してきて
釣果を着実に伸ばしていった
藤井選手に軍配が上がりましたね

いい釣りを見させていただき
私も勉強になりました

トーナメント決勝という独特の雰囲気と
決してホームグランドではない磯で
これだけの釣りができるのは
さすが全国レベルですね

優勝おめでとうございます


惜しくも準優勝の小川選手
オガタツには
あえてG1メンバーですからね
少し闘いぶりを分析しますとね

1ラウンド
本場に入って
このラウンドは
私のジャッジはほぼ満点
「グレでもいい釣りするようになったなー」
っという印象でした
(チヌは2年連続予選を優勝して全国へ・・・
             今年は全国4位入賞)

このラウンドを見る限り
彼の優勝を予想しましたもの・・・



しかーし
最奥のポイントで
思うような結果が出ません
沖目は深く探ってもサシエサが残ったまま
磯際には
スズメダイの下に良型のグレが目視できたそうで
これで少し迷いが出てしまいました
結局このポイントで釣果なく

コマセワークなど
経験不足の面が出ましたか・・・



最終ラウンドは中央のポイントへ
当日の潮加減は
このポイントが最も安定していましたか・・・

サラシの切れ目に絶好の潜り潮ができ
ここに仕掛けをなじませれば
キープサイズのグレがヒットしてくるパターン

仕掛けのトラブルなどもあり
リズムを崩しかけましたが
本来の自分の釣りを建て直し
終盤に良型を立て続けにキープして
追い上げたのは彼の成長の証

しかし40分は早い

トップを走る藤井選手を
交わすことはできませんでした

この大会では
彼の良い面も
まだまだ足りない面も
両方確認することができて
よかったですねー

彼の今後のステップアップのためにも
よい機会だったと思います



これだけのみなさんに
自分の釣りを見てもらう機会はありませんからね
ほんとうに良い経験だったと思います

これをどう活かすかは・・・・

私じゃないですよ

もちろん本人です

私としては
私ができる
最大限のサポートをしていきたいと思います

これはメンバー全員に言えることですけどもね





そいで
私は今回は審査を受け持っていましたので
釣り道具は全く持って行きません・・・
ってわけがありません

少し早く七類に行きましてですねー
小アジを20尾ほどキープして
ブクブクで活かして乗り込みました

審査の合間に
星神島へ渡してもらって
ヒラマサ狙い

2回アタリがありまして
1本・・・60センチ弱クラスが
ハリに乗ってきました

デカバンを期待しましたが・・・
もう少しアタリもあると思いましたが
少々期待外れでした


















15240 count

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私も時々その場で釣れた小物を背掛けにし泳がせで狙うのですが、底ものになることが多いです(小さめのウキでウキごと潜らせ張っている)
先生はどんな仕掛けでやっておられますか

by 初心者 ( 2014-10-01 16:06:51 )

先日、某釣具店でドクロをみさせていただきました。
その軽さとボディの精巧さに驚きを隠せずにいます!!
実は安物タルカゴを以前購入したのです、そのままでは全然飛ばず、おもりをつけてみても、空気抵抗の問題からか全くと言ってとびません。
そこで、ドクロのように穴を掛けて空気抵抗を少なくしてみてはと考えました。もちろん、重りを背負った際にうかなければ意味がないのですが、何かよいアイデアありましたらお教えいただければ幸いです。
それとひとつ質問があります。ドクロは反転カゴになっていると思いますが
なぜワイヤの形状が通常のものとは異なるのでしょうか?

by かご初心者 ( 2014-09-30 16:34:02 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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