島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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    2014-08-28 | 釣り情報や釣りの話題

補足、ボイルの比重12mについて


昨日のエントリーで補足しておきます

ボイルオキアミの比重について
海水で約12mという表現をしていますが・・・

これは科学的根拠のあるものでも
きちんと実験した検証結果でも
ありませんのでよろしくお願いします

あくまでも私の釣りイメージの中で
だいたい8ヒロ(12m)程度で
その水深から沈下しなくなる
(沈下が極端に遅くなる)
・・・って海中を漂い始める
というものです

あくまでも私の頭の中での空想にすぎません

また、オキアミは
その質や
海水に浸しておく時間や
配合エサの種類やその混ぜ方
以上によってかなり比重に差が出てきます

各メーカーがサシエサ用に販売している
特殊な液体などを使って加工したものなどは
そのままのものよりも高比重に仕上がっています

そして
この地域のカゴ釣り師にとって
タルカゴで狙うのか
底カゴで狙うのか

どっちが有効なのか
どっちがよく釣れるのか

これは永遠のテーマでもあり
答えがないというのが「答え」

おおいに悩んで
共に楽しみましょう


ただ
私が認識していることとして

生よりもボイルは比重が軽いこと
軽いということは沈下速度が遅いということ
沈下速度が遅いということは
一定のタナに到達するまでに
または、サシエサと共に流れる過程において
(同調をイメージした時に)
様々な自然条件の影響を受けやすいということ

設定するタナが深くなればなるほど
コマセとサシエサの同調は困難になるといえます

そのメカニズムも複雑になります

例えば
マダイ狙いで

同じ8ヒロのタナに設定して釣るにしても
水深60mと
水深30mと
水深15mと

またその磯の形状や
様々な自然条件や時期

こういったことも考慮しながら
この場所だったら〇〇仕掛け
この時季だったら〇〇仕掛け
この自然条件だったら〇〇仕掛け

となりましょうか

仕掛けの特徴から考えても
総合的、相対的に見ても
安定的な釣果が得られて
比較的初級者でも取り組みやすいのは
圧倒的に「底カゴ仕掛け」であると思います
タナが確実に取れて
どのような状況下においても
(比較的)
カゴからハリスの長さの範囲内で
常にコマセとサシエサの同調関係が
保たれるメリットは大きいです

そういいながらも
なぜ私がタルカゴ仕掛け、タルカゴ釣法を提唱するのか

そこのところなんです

ここ山陰地方の釣り場の状況(地形、気象、自然そのもの)や
釣り味といいましょうか
その醍醐味、魅力

「フカセ」にこだわっているともいえましょうか
(タルカゴ仕掛けの釣り=「超遠投フカセ釣法」と
私は考えています)

そこには「釣り」は「漁」ではない
というこだわりがありますかねー

ただ数をたくさん釣ればいい
ただ大物を仕留めればいい

そうではなくて

釣り師それぞれが
それぞれの条件下で
価値ある1尾を求めていく
(ここでいう「価値」は人それぞれ)

それが釣りの醍醐味であり
魅力であると思うのです

「G1な1尾(釣果)」とは
そういう理念のこと
そういうプロセスのことを
意味しています


・・・なんてね!
思わぬ展開で
つれづれるままに語ってしまいました

失礼しました

14450 count

コメント(2件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


はじめまして、いつも楽しみに拝見させていただいております。最近、疑問に思っていることと合致したテーマでしたので質問させてください。フカセ釣りの時のイメージなんですが、道糸とハリスを直結のときはオキアミが先に沈んでいくかと思いますが、スイベルや水中ウキ、潮受けペット、ガン玉を付けた場合は重い箇所から沈みますよね?その場合のサシエ先行というのは道糸とハリスが真っ直ぐ伸びた段階(仕掛けが棚まで落ちてから)からなんでしょうか?それともサシエが先に沈むようにコントロールしないといけないのでしょうか?


まったくもっての初心者ですみません。

by フカセ初心者 ( 2014-08-31 18:39:00 )

はじめまして。8/20の講習会に時間の都合で前半部分だけ参加させていただいた者ですが、昨日、宇竜に釣行し、小島さんのアドバイスを何点か実践したところ、これまで豆ヒラ数本しか釣ったことがなかったのに70オーバーが2本も釣れてしまいました。あまりにもうれしいやら驚きやらで不思議な気分で一杯ですが、どうしてもお礼を言いたくて投稿させていただきました。ありがとうございました。

by morita ( 2014-08-30 01:52:27 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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