島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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    2016-05-26 | 釣り紀行・・・釣行紀

若船長本格稼働の三度釣行へ


5月19日に西ノ島 三度(みたべ)へ行ってきました

これまでは5月のゴールデンウイークには
必ずこの期間のどこかで三度釣行をしていたものですが

天気だったり
都合が合わなかったりで
ここ近年は行けていないんですよー

この日は平日でしたけども
G1メンバーとも日程があって
休暇をとることができたので

久々の三度釣行できたというわけです

お世話になる渡船のダイキン(松尾丸)は
船長の息子さんの翔平くんが帰ってきて
本格的に稼働することになりました



子供のころは
竹下ウキで良型のグレを釣って見せては
「このウキいいですねー」などと
生意気言っていたものですがねー

よい若者に成長して
この三度の海へ帰ってきてくれました

頼もしいですねー

釣り人としても
嬉しいことです





当日は平日だったんですが
今年のゴールデンウィークは
強風だったため
たくさんの釣り人が足止めを食らった格好で

みなさんも思いは一緒なんですねー
前日からの1泊2日組と
当日の日帰り組とで
たくさんの釣り人がお越しになっていました

マダイの食いも活発になっていたので
なおさらです

そしてチヌの数釣りに
今年はすでにグレも好調
良型イサキは食べても今が旬

それが豊かな三度の海の特徴です

さらにヒラマサの回遊や
どうしたことか今年は上物仕掛けに
良型の石鯛もよくヒットしているみたいです

これが隠岐の魅力ですよねー


さて、前置きが長くなりましたが
わたしたち3人は
連日好調な三度灯台下周辺や
オイヤ鼻、鯛の鼻、ハギリ、大神立岩、オオキジリ
などは磯泊まり釣り人ですでに埋まっていますから

少し冒険もかねて
北方向の磯へ行ってみることにしました

私の経験でも
ちょっとまだ早いように思いましたけども・・・・

この辺の詳しい話は
今度開催するG1フィッシング講座で
しっかりやりましょう

そいで上がった磯は「鬼ヵ城」
となりの「鬼ヶ島」とに分かれてあがってもよかったのですが
せっかく一緒に来たのでね

仲間といろいろやりながらも
楽しいものです

プライベートでは
とにかく好きな場所で
自由な釣り方でやってもらいます

フカセ、タルカゴ、底カゴ
なんでもOKなのです

肩触れ合うまで
接近して並んで釣ることも・・・




一本潮なら
ローテーションして流せばいいですし



お気楽な釣りなのですよ

まずは3人とも
G1タルカゴドクロでマダイ狙い

ウキ下は
針から竿2本から2本半程度

5時30分ごろに一投目を投入

しばらくは異常なーし

1時間ほど経過して
メンバーたちにアタリが出始めます

小型のグレやイサキです
エサ取りにはデンボが少々

潮はほとんど流れていないように見えますけども
「これはマダイにはいい潮だぞ」

というのも
仕掛けが手前に戻されることなく
沖へゆっくりわずかに押し上げられるような感じ

左右にはほとんど動きはないのですが
いい感じ

メンバー二人には連続で小グレなどのアタリがありますが
わたし一人沈黙

少し手返すリズムを早くして
こまめにライン修正を兼ねた誘いを入れます

設定したウキ止めを動かすことなく
少し浅い棚を釣るイメージです

投入点も
沖合にできたわずかな潮の変化を確認し
怪しいと思われるピンポイントに
仕掛けをコントロールして投入します

ヒュー、ヒューと竿で大きく誘いを入れて
再び竿先を下げてラインを送り込むと

いったん沈んだドクロが視界に現れることなく
ラインがシュル、シュル、シュルーと走りました

リールのベールはオープンのまま
ラインを手でおおうように抑えて
小刻みに合わせを入れてベールを起こします



確かな手応えと重量感は
間違いなくマダイです

すぐさま竿の角度を保って
リールを巻くと
あらかじめセットしておいたドラッグが滑り
ラインが引きずり出されます

この感触で魚の大きさをだいたい予測します

まずまずの良型だ

ドラッグ設定はそのままに
手でスプールを抑えて魚の頭をこっちに向かせます
そして余ったラインを素早く巻き取る

相手が抵抗して走るようなら
ハンドフリーにしてドラッグでラインを送り出す

次にドラッグが滑るままに
リールを巻き込んで魚を弱らせます

そういった攻防を繰り返しながら
徐々にその距離が詰まってきました

するとドクロが海面を切って
次に魚体が現れます

そのときパーッと
海面が一瞬「白ピンク色?」に染まります

青黒い海が一瞬この色に華やいだとき
マダイ釣りの醍醐味を実感するものです

針はずれ警戒しながら慎重に
ランディング






このメスのマダイは
71センチありました




これでがぜん活気が出てきましたけども
ここではわたしが小ダイを1尾追加したのみで





当初予定通り
「国賀の黒島」へ

磯泊まりの釣り人と入れ替わりで
上がることになりました

ここは誰もが憧れる
超、超、一級磯

わたしも超久しぶり
っていうか20年ぶりくらいか?

期待して上がりましたけども
これが大不発

潮が東方向に早くなり
北東風もやや強くなる状況の中

3人で360度
タルカゴ、底カゴ、フカセで狙いましたけども
めぼしい釣果なく

期待が大きかっただけに
残念な結果になってしまいました

チャンスがあれば
国賀の黒島
再チャレンジしたいですね






































15851 count

コメント(4件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


初めて投稿します。
私も去年6月2日に同じ場所で同じような鯛を釣りました。
あまりの偶然に思わず去年の事を思い出しました。
今後も楽しみにしています。

by とんちゃん ( 2016-06-01 10:38:14 )

お疲れ様です。ご返答有り難う御座います。
私も今年は体調を崩したり予定が合わなかっりでなかなか釣りに行けてませんが、なんとか現場に向かってみたいと思います。
小島さんもお身体に気を付けて頑張って下さい。
失礼いたします。

by 釣り大好き ( 2016-05-31 18:54:32 )

釣り大好きさんへ

コメントありがとうございます
そうなんですよ
解禁しているんですが
私も情報が入らず
気になっていたところです
ヒラマサが当たっていると言う情報もありますが
未確認情報です
宇竜や鷺浦ではグレの情報もありますから
梅雨グレの期待がありますね

少し様子を見ながらですが
豆ヒラの数釣りシーズンですかねー
楽しみは・・・

by G1 ( 2016-05-30 21:48:32 )

お疲れ様です。小島さん、とも島は解禁しているのでしょうか?解禁しているとしたらどんな状況なのでしょう?幕島さんのホームページにも情報が載ってないような気が?本当は幕島さんに直接聞けばよいのでしょうが、小島さんの意見が聞きたいものでして‼すいません。

by 釣り大好き ( 2016-05-30 14:35:23 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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