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    2021-02-01 | NEW・G1フィッシング

質問「この時期はグレがエサを食べないの?」


早いもので淡々と過ごすなかでも
2月となりました

例年ですと2月3日が節分ですが
今年は2日だそうでして
これにはいろいろ諸説あるそうで
職場でも話題になったいたんですが
わたしはさらーっと聞き流してしまいました


週末は晴れ間も出て
陸の上は穏やかそうでしたけども

海は時化ましたねー
ウネリがかなりあったようでして
わたしも釣りの方はお休みです

特に外出もしないで
家でごろごろ過ごす週末でした

ちょっともったいない気もしますが
ドクロの作業を少し進めました

そうしておりましたら
メールを通じて次のような質問が届きました

素朴でいい質問ですねー
ありがとうございます

(原文のまま)
「この時期はグレがエサを食べない、エサをくわえて離すことがあるのですか?」


以上のような内容です

まずグレのエサ食いの話し
これもですねー
話し出すとかなり奥が深いです
切り口次第では
とてもこの場でお話しするには限界と言うか
合宿を組まないと語り尽くせないほどです

寒グレのシーズン中ですから
「低水温のためグレの食いが落ちる」というテーマで考えたときに
例えば先日の隠岐釣行では
渡船に設備されている水温計で
13度前後が表示されていました

地域によって若干の差はありますが
グレの活性が上がる水温というと
20度前後と言われていますでしょうか?
それが少し下がった18度くらいが
磯釣りには適していると言う人もあります

この事を考えると13度と言うのはかなり低いですねー
寒波が入ってきたときは12度台だったと言いますから
隠岐の海面温度としては年間でも最低値に近いと思います
まれに海面で11度くらいまで下がることがありましょうか

これまでの経験から
この地域の海域の海面温度は
10度以下になることはまずないと言うのが
わたしの認識です

湖の宍道湖では最低温度が5度を切るようになりますので
海の水はかなり暖かいと言うことですね
あれだけ多くいたチヌも海の方へ移動することも
うなずけますね

こうなるとグレは海底の溝や穴に入り込んで
じっとしていることが想定されます

すなわちエサを食わない状態でいると言うことです

わたしたちはこのような厳しい状況でも
マキエを工夫し仕掛けを工夫し
こちらからグレが潜んでいるようなポイント近くへ
サシエサを送り込んで食わす努力をしているわけです

まあーイメージとしてはこんな感じですが
奥が深いと言うのは
その想像を遥かに越えた自然界のことです

わたしのあくまでも想像の世界ですよ
参考程度に聞いてくださいね

同じ13度といっても
直前の温度がどうだったのか
一日前の温度がどうだったのか
数日前の温度がどうだったのか

これが重要になってきます
魚にとっては0コンマ1の変化でも
微妙なんです

人間なら気温が変化すれば
暖房を使ったり
衣服を重ね着したりで調節できますが
魚はそういうわけにはいきません

ほんのわずかな温度にも敏感なのです
そして安定した温度になれて
適応する能力も持っていると考えられます

ですから
急な変化には弱いのです

例えば前日の温度が13.5度から
13.0度になった場合と
前日の温度が12.5度から
13.0度になった場合と

同じ13.0度でも魚にとっては全然違うわけです

この事を知識として知っているか知っていないかで
釣りの組み立てがずいぶん違ってくると思います

奥が深いですねー
ちょっと初めて聞いた人には難しく感じるかもしれません

そしてこの13度はグレにとってはかなり低い温度であることは
間違いないのですが

この13度が数日間安定してほとんど変化がなかった場合は
どうでしょう


そしてほんのちょと上昇したときに

いいですねー
エサ取りが少なく
良型のグレが爆釣なんてことも期待できるかも

やあーどうしよう

単純に水温だけで話していますけども
潮の流れとの関係もありましてねー
長くなるなー

そして水深との関係も

釣り場の周辺全域がすべて同じ温度と言うわけではないですね

それを周辺の地形や水深で語るのか

潮の流れで語るのか

潮は刻一刻と変化していますし

波、風、サラシなどの状態でも違ってきます
複雑なんですねー

だからここですべて取り上げてお話しすることは
限界がありますけども

潮の流れもですね
ある一定の立方体となって
流れているものです

ある一定の幅で動いているのです

どう言うことかと言うと
釣りをしていて
繰り返しポイントを攻めるなかで
急に水温が暖かくなったり
逆に急に冷たくなったりを感じることがあります

エリアもそうですが
上層、中層、下層でもそうですし

2枚潮、3枚潮などと表現する場合もありますね

海水浴していて
急に暖かい層に入り込んだり
急に冷たく感じたりしますでしょ

海とはそういうものなのです

奥が深いでしょー

まあーここでは
水温低下(この時期)にともなって
グレがエサを食わなくなる場合が「ある」と
結論つけておきましょう


次に「エサをくわえて放す」ことについて
これは時期に限らず
グレやチヌにはよく見られる行動です

ここまで来ると
習性と言ってもよいでしょうか

そしてわたしも感心して読みましたけども
最近のSNSで
「マキエやサシエサにオキアミが主流になっているが
  そもそも南極に大量に生息しているもので
    釣りをしている自然界には存在していないのでは?」
ということから
いろいろ釣りに繋げて書いておられました

「なのに何でこんなに魚が好んで食べるのか」
「なんでこんなに魚がよく釣れるのか」

いいですねー


過去に家の水槽で
グレやチヌを飼育して
オキアミを与えてその行動を観察していたことがあります

グレもチヌも
オキアミを何度もついばんだり
口に入れては吐き出したり
なかには頭をくわえて吐き出し
胴体をくわえて吐き出し
最後には尻尾の方をくわえて吐き出し

全体を転がして
オキアミという物体そのものを
確認しているかのようでした

そもそも彼らが生息している海域に
存在しないオキアミですから
この行動もうなずけますね

そして最後には
スー、パクンと
一気に口に入れ飲み込んでしまいます

釣りで言えば
まさにヒットの瞬間ですね

この経験から
オキアミをサシエサにする場合に
時期に関係なくして
グレがサシエサを吐き出す行為は「ある」です
それも頻繁にです

オキアミをエサにすることが主流になっている
現在の磯釣りにおいて

マキエとサシエサの同調が
基本中の基本であることが
こういうことからも言えますね

マキエでオキアミの存在を何度も何度も確認させ学習させ
最終的にサシエサをグレに食いつかさせるのです

サシエサ単体だったり
マキエとサシエサが同調しないなかで
グレがなかなかサシエサに食いついてこないことも
うなずけますね

そしてオキアミが釣りエサの主要エサになって
かなりの年月が経っていますが

釣り場によっては常にオキアミが撒かれている状態も想像します
クジラの主要エサで高タンパクのオキアミが
グレにとっても生命維持のための良質な主要エサになっていることも
考えられます

すでにそうように学習しインプットされているのかもしれません

このことを考えていけば
わたしたち釣人も常に学んで
進化し続けなければならないということです

一生学び続ける遊びだということです

素晴らしいことですねー

最後にもう一度言っておきますけども
あくまでもわたしの想像の世界ですので
確かな科学的根拠はなにも存在しませんので
参考程度のお話として受け止めてくださいねー

また長くなってしまった
1917 count

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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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