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    2023-02-10 | NEW・G1フィッシング

そーでなんでだや?


今日はまた少し時化ましたかねー
明日からの週末はどうなんでしょう

よくなっていく予報ですから期待しましょう


さて、先日から寒グレ釣りのエサ取り対策
特に最近隠岐の海に多いデンボ(ウマズラハギ)対策について
いろいろ語ってきました

みなさんはどのようにしておられますかねー
わたしが実践している例が
少しでも役にたって
「40cmオーバーのグレが釣れたよー」って
釣り人が1人でもいれば嬉しいです

そいであらためてですけども

いろいろ、こうせー、ああせーと言ってきたわけですけども
「それでなんでそうするの?」


これねー
かなり感覚的なところもあって
何が正解で、何が不正解なのか
なかなか答えがあってないと言うのが本音です

これが自然相手と言うところでしょうか

今回正しかったことが
次には真逆になって大失敗だったり

また、その逆だったり

そういうことが多いのが釣りです

近年特にそういうことが多いように思います
想定して行きにくいと言うか

だから心構えとしては

「固定観念を持たないこと」
「あらゆることを想定して柔軟に対応すること」
「思い付いたら直ぐにやってみること」
「相反する課題を同時に解決しようと思わないこと」
「何事にも優先順位をつけて次へ進むこと」

これわたしが釣りでいつも心がけていることですが

けっこう普段の生活でも
人生においても重要なことなのかもしれません

偉そうに言ってすいません

なかなか釣り以外に応用できていないわたしです

前置きが長くなりましたがー

デンボ対策において
「なぜオキアミを原型のままにしておくのか?」
デンボがいなくなってグレも活性が下がったら
「なぜオキアミを細かく潰したり刻んだりするのか?」

サシエサをたくさんの原型のままのオキアミで
カモフラージュして目立たなくするイメージです
また、デンボが原型の粒を食べるのに夢中になっている隙に
サシエサを本命に届ける役目も想像します
デンボはオチョボ口でエサを食べるのに時間を要しますから
大粒のエサを撒いて時間を稼ぎます

配合エサなど集魚効果の高いエサを混ぜないのは
強烈な匂いなどで広範囲からエサ取りを大量に集めないための
対策です

「それではグレも寄ってこないのでは?」
そうなんですよねー
そこのところが難しいところで
海域、時期、天候、様々な状況によってなんです

寄ってくるのがグレの方が多ければいいのですがー
グレが寄ってきたはいいが
サイズが30cm未満の小型だけでは
デンボよりも厄介です

ここで想定している40cm級のグレが
大量に寄ってこればこの上ない話ですがー

四国や九州の離島
そして隠岐でも過去にはこのような夢のような場面に
遭遇したこともありました

だから正解がないと言うかー

だからあらゆることを想定して
可能な限り柔軟に対応できるように準備をしておくのです

後は現場の状況を見極めて
優先順位をつけて判断し対応していくのです


その逆にエサ取りがいなくなった場合は
なるべく固形物は少なくして
できればエキスだけ、匂いだけで食わすみたいなイメージです

昔ねー
わたしが20代の頃ですよ

峯ウキの考案者で制作者だった峯名人が
山陰に来られて講習を受けた際に

バッカンを傾けたと思ったら
「グレはなーこの汁で釣るんやでー」って
バッカンに溜まったオキアミや地アミ、グレパワーを混ぜてできた
エキスだけを撒いて
ものの見事にグレを釣って見せたのですねー

わたしには今でもこのような芸当はできませんけども

大量に撒くエサの中から
わざわざ針の付いたサシエサを食わせるためにはどうするのか?

時には目立たせず
時には目立たせて

そういう真逆なことをやってのけなければならないのですねー


そう考えるとですねー
師匠の竹下名人が言っておられた
「ジャンボが最高のマキエ」
というのがうなずけるでしょうー

そしていろいろ知恵を絞って開発される配合エサは
保存性もよく集魚効果のみならず
それぞれのシーンをカバーするように作られているのです

でもね
自然には敵わない

それが釣りであって

釣りの面白さです


寒グレ釣りのマキエの話は
このくらいにしておきましょうかねー

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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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