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    2023-02-08 | NEW・G1フィッシング

久しぶりの隠岐釣行


ようやく凪になりました
チャンスをうかがっていたわたしも
超久しぶりに隠岐島前へ行ってきました

2月6日の日帰りです
今回お世話になったのは浜吉丸さん

いつもありがとうございます

予報的には磯泊まりパターンでしたけども
なかなか平日の連休は難しいですねー

1日なんとか調整してお休みをいただきました



場所はですねー
リクエストしていたのは「高崎鼻」でしたが

前日からの泊まりのお客さんが希望しておられましたので
船長のすすめもあって「フジヤ瀬」に決まりました

いやいや
むしろここが空いていたなんてラッキーです

この周辺はこの時期滅多に近寄れないエリアですから
最高の場所に行けたと思います

わたしの場合は
この周辺へ行けそうな凪になるのを
じーと待ってうかがっているのですよー

ここフジヤ瀬の難点はとにかく足場が悪いことです
船付け場は絶壁になっていて
斜めにずり落ちそうな岩場になんとか上陸します

この時期は岩海苔があって滑りますので細心の注意が必要です

そして問題は
ほぼほぼ荷物の置き場がないこと

岩を這い上がって約5m上へ上がってしまえば
広くて平らな場所があるんですがねー

洞窟みたいになっていて雨もしのげますし


本来なら2人以上いないと
渡礁するのが難儀なポイントです

当日は凪もよく
終日、下段の船付け付近で竿を出せると言うことで
上げてもらえたと思います

こういうこともあろうかと
ハードクーラーボックスは船に置いておいて
ソフトクーラーに氷を入れて持って上がります

ロッドケース、バッカン、タンクルボックスなども
全ての荷物を岩にロープをくくりつけて
カラビナで繋ぎ止めておきます

釣りはじめは8時過ぎになってしまいました


前回のエントリーでマキエのお話をした通り
まずは磯際へ
オキアミ生、ボイル、パン粉をしゃびしゃびに混ぜて撒きます


仕掛け設定は(使用タックル類は後程画像で)
タナは竿1本ほどのハリスをとって
これを完全ふかせで流してみます

すると1投目から竹下ウキが消し込まれました
上がってきたのは35cmくらいのグレ


おおーこれは期待できるかも・・・と
同じパターンで流しますが
すぐにウキにアタリがないままサシエサがとられます

ハリスにG5のガン玉を2個打って
仕掛けの馴染みを促し
足元から竿2本先程度を探ってみます

サシエサが取られます

何やらエサ取りがいますねー

徐々にタナを浅くしていきます
ガン玉の位置も微妙に変えてみます

2ヒロまで浅くして
沖を向いて右側にのびる底瀬付近のやや沖目を流していると

ウキに明確なアタリが出ました

ギュンギュン締め込む手応えは本命の良型グレです
まずは40cmちょいの口太が来ました

いいですねー

その後同じ付近でデンボがヒットしてきます

やはりいますねー・・・こいつが
さほど多くないのですが
上層で元気いっぱい

同じ棚まで良型グレも浮いてきてくれれば
いいパターンに持ち込めるのですがねー

当日は潮の流れがほとんどなく
こうなると交わしにくくなりますよねー
難しいです

棚はそのままに
針の種類を換えたり
サシエサをローテーションしたり
マキエの量や打つパターンを変えたりしながらアプローチすると

来ましたよー

かなりの強い締め込みで底瀬に向かって走ります
太仕掛けにものを言わせて強引にラインを巻き込み
深みに誘導します

足元に張り出す棚瀬に注意しながら慎重に取り込み成功

これこれ
これが大本命なのです
これを狙っているのですけどもねー

この尾長は42cmくらいありました


その後もデンボ、イサキ、30cm前後のグレをはさみながらも
40cmオーバーの口太グレをポツリ、ポツリと追加

40cmオーバーはすぐに神経絞めなどをほどこし
丁寧に処理して潮氷で冷やします

まあー1人だし
ゆっくりのんびりこのパターンでいけば
けっこう釣れるでーって期待もしますが

時合いは短い

1時間ほどで本命のアタリが遠退きます

午前中はエサ取りも含めて魚の気配があったのですが
午後に入ったごろからこれが全く気配なし

今度は棚を入れて入れて竿2本はほぼほぼ底付近まで入れて
ようやくアタリがあったかと思ったら
25cmあるなしのコナガグレ


そこでマキエに配合エサを加えていきます
魚の活性を上げる狙いです


するとややエサを取られる頻度が上がってきましたが
たまに食ってくるのは小型のグレのみ

デンボも午前はあれだけたくさんいましたが
中層でたまーに悪さをする程度

厳しいですねー


そして沈黙が続いた午後4時過ぎ

竿2本から1本半程度に浅くしたところで
本命のアタリを連発

なんとか納竿間際に本日最長の口太グレなど
40cmオーバーを2枚追加することができました

ちゃんとした計測や画像がなくてすいません
このグレは帰路途中で差し上げて帰りましたので
大体ですけども47、8cmくらいはあったと思います

(浜吉丸提供画像)



あとは40、1、2cmが多かったですかねー
尾長は午前中に1枚だけで
40cmオーバーは7枚の結果でした

(浜吉丸提供画像)


これをどう評価するかですけどもねー

「隠岐の久しぶりに釣り人が入った超一級磯でこんなものかー」
「大潮で潮が定まらない厳しい状況でまずまずではー」

比較する物差しがないので評価は難しいものですが
久しぶりの隠岐釣行で40cmオーバーの尾長や口太が
釣れてくれてよかったです

さて、あえてここでは結果のみで
テーマにしていたマキエの考え方ですけども

午前は2ヒロでの釣果
午後にはいったん生命反応がなくなって
竿2本から1、5本の深棚での釣果

1日のうちでもこれほどまでの状況の変化

よい経験をしたと思っています

マキエについては次回に持ち越して
今回わたしが実践したことや
マキエの考え方
そして反省点など
解説していきたいと思います


これねー
また、場所やエリアが替われば全然イメージが違ってきますからねー
同じ場所でも時間の経過でこれほどまでに変わるのですから当然ですがねー


「趣味の釣りのこと
  そんなに難しく考えらんでも楽しければいいじゃん」

ごもっともです

ここではあえて40cmオーバーのグレを
いかに仕留めるかに特化したわたしなりのマキエの考察です


とにかくアタリがたくさん出て
釣れる魚をたくさん釣ればいい

それも最高な楽しみ方だと思いますのでね

閲覧注意です


また、内容によっては配合エサを否定しているかのような
表現になる部分もあるかもしれませんけども

そうではないんですよねー
ケースバイケースといってしまえばそうなんですけども
なかなか表現が難しいのです

よい物はよい物と認めているからこそ
その使い方と使い分けが重要です

また相反する事象をどこに重点を置いて
どう優先順位を付けるのか

その辺が難しいところであり
考えていくのが楽しいところですねー

わたしはね

まあー次回へ

使用ロッドは 尾長のMー53
がま磯、最高傑作の1本ですわー


竹下ウキは師匠なき後
新たに購入できないのは残念です

午前は右のタイプで午後は左で
だいたい様々なタイプを20本くらいは持っていきますが
今回ももう少し他のタイプで展開していってもよかったですかねー


針はこの2タイプがお気に入り

デンボが多いときは上段のテクノグレがよかったですねー
カラーがね
一度試してみてください


ラインは東レラインを使用
みなさんよりもかなり太仕掛けだと思います
2倍くらいだったりして!

今回の午後の状況でハリスを落とせば
もっと釣果を伸ばせた可能性はあったとは思いますが
足場のことや今の自分のやり取り技術
尾長の50cm級を想定すると
ここからなかなか落とせません




それでは次回

かなりマニアックな記事になるかもしれませんが
しばらくお待ちください


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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