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2009年7月20日のエントリー



    2009-07-20 | 女子野球

あの開星高校が負けた


今年、夏の島根県高校野球選手権大会

4連覇がかかった開星高校が初戦で敗退した

高校野球関係者のみならず

「あの開星高校が負けた」というニュースは

県内に大きな衝撃を与えたに違いない

 

ご承知のように

春の選抜では

全国トップクラスの慶応に勝利し

その実力は「全国でも通用する」とまでいわれたチーム

それが県予選の初戦で敗退するとは・・・

勝負はわからない

 

もちろん開星に勝利した松江農林高校の健闘を称えなければならないが

開星高校に何があったのか・・・

 

常勝、春の活躍でチームにいわゆる「おごり」「慢心」はなかったのか

野球の技術以上に選手のメンタルな部分が勝敗を分ける

高校野球、一発勝負の怖いところだ

 

数日前の山陰中央新報に

甲子園、春夏合わせて5度の全国制覇を成し遂げた

横浜高校監督の渡辺元智氏が特集されていた

 

その監督でもスパルタ指導で春、夏の甲子園を制覇した後に

勝てない時期を経験され

「家庭訪問や選手との対話を重ねて、彼らの気持ちを聞くようになった」

そして現レッドソックスのメジャーリーガー松坂を擁し

春夏を連覇するのである

「高校野球は、野球技術だけ、人間教育だけではダメ」

両方を兼ね備えてなくてはならないという

 

私は、自らは野球経験のなかった

当時大社高校の今岡実監督とダブらせた

全国制覇とまでは行かないが

低迷するチームを甲子園へ導いて

選抜ではベスト8まで駒を進めた手腕が光る

スパルタだったが

グランド整備から共に汗を流した

テスト期間中、選手が練習をしないときは

自らがノックの練習をバックネットに向けて放った

その手には血豆が破けてグローブを血で染めた

ベンチ入りできない3年生には

毎晩のように家庭訪問をなさっていたことを最近知った

すばらしい教育者だった

今も大社高校のグランドの隅で

黙々と草取りをして教え子である現坂本監督の支援を続ける

 

結果がすべて

甲子園にでることが最大の目標ではあるが

高校野球というものを

原点から見つめなおしてほしい

 

今年高校へ進学するある親御さんたちから聞いたことがある

「開星から誘いがあったんですが、監督が普段の練習に

  ほとんどグランドに姿を見せないんですよー・・・

    さすがにここには子どもを預けられないと思いました」

と他校に進学を決めた経緯を話してくれた

 

指導者との信頼関係が一番大切なこと

共にグランドで汗を流してこそ

その信頼関係は生まれるものだと

私は思う

 

選手みんながプロ野球の選手になるわけではない

 

横浜高校渡辺監督は「人生の勝利者たれ」と

野球以外でも社会にでて人生を充実させてほしいという願いを込める・・・・

 

さて、わが子も来年4月に高校に進学することになるが

野球を続けてくれるのだろうか

他の競技に転向するのか

または、部活はもうしないのか

親としてはやきもきするところだが

本人の気持ちが一番大切なのだろう

 

どうやら野球で高校を決めるわけではないような雰囲気だ

進学した高校に野球部があれば

やってみようかなー・・・・というところか

本人の気持ちは何処に・・・

 

 

9304 count

コメント(2件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


私は開星高校の出身です。
監督の事は知っていますし、監督の授業も受けていました。
監督は厳しい面もありますが、生徒思いで優しく面白い先生でした。
直接話したりした事もないのに本当かどうかもわからない話で一方的に悪いと決め付けるのはどうなんでしょうか?

by ゆう ( 2009-08-06 00:53:05 )

初めまして。
少し前のブログへのコメントで恐縮です。
たまにですが、ブログ・釣行記楽しく読ませて頂いています。
魚釣りの楽しさを文章より満喫させて頂いています。

開星高校・大社高校の事を書かれていますが、内容に違和感、不満を感じ失礼ですがコメントさせて頂きました。

>私は、この試合を観戦していたわけでもないし
>開星高校の事情を詳しく知るものではないが
>常勝、春の活躍でチームにいわゆる「おごり」「慢心」はなかったのか

どの高校の選手も、監督さんも関係者の皆さんも必死に活動して、精一杯の努力をしてる選手の前で上記の発言が出来ますか?
大社高校が決勝戦で負けたのも同じ理由になりますか?

>「開星から誘いがあったんですが、監督が普段の練習に
>ほとんどグランドに姿を見せないんですよー・・・
>さすがにここには子どもを預けられないと思いました」

>と他校に進学を決めた経緯を話してくれた

>事実を確認したわけではないが
>指導者との信頼関係が一番大切なこと
>共にグランドで汗を流してこそ
>その信頼関係は生まれるものだと
>私は思う

真実を確認した訳でもなく安易に書かれるのは如何なものかと考えます。
開星高校の監督さんと生徒、選手がどのような形で信頼関係を構築しているかを御存知ですか?
何度か監督さんと選手を拝見した事がありますが、厳しくおっかない面もありますが、良いオヤジ的存在で選手をまとめておられました。

大社高校の監督さんとも監督業につかれて直ぐの頃何度かお会いしましたが、良き兄貴分的な感じのある監督さんでした。

どの監督さんにおいても、選手にしても長所短所は在ると思われます。
公的な立場の人としての発言には多かれ少なかれ責任が着いて回ると思います。
よく見もしないで安易に書かれるのはどうかと感じました。

感情的なコメントで不愉快になられたとは思いますが、私の感じた事を書かせて頂きました。






by サビキ釣り初心者 ( 2009-07-29 19:57:21 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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