島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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2010年10月26日のエントリー



    2010-10-26 | Fishing質問コーナー

なぜレバーブレーキ付じゃないの?


レバーブレーキ付ではないリールの

やり取り・操作について

質問をいただきました

 

ありがとうございます

 

下記の写真をご覧ください

リールのリアについている

逆回転のON・OFFのノブを

OFFにして逆回転させてラインを送り込むのです

 

このときのブレーキは

写真のように手のひらや指の腹の部分をあてて

ラインの出をコントロールします

 

このときは竿尻は腰か腹にあててやり取りすることになります

マダイ、ヒラマサ釣りや大物のときは

このスタイルになることが多いです

このとき

上記の写真のように

手の甲や指先から入ると

大怪我になりますから注意が必要です

 

そして私が多くやっているのは

竿を握っている手の指を使って

ベールローターそのものに

指を当ててラインの放出をコントロールしています

こうすることで

よりアグレッシブルなロッド操作が実現できるのです

私もレバーブレーキ付リールをまったく使用していなかったか

というとそうではないんです

 

ダイワが初めてレバーブレーキ付を発売したものを

当時中学生だったかなー

すぐに購入して使い始めました

そして次に発表した赤いボディーの2代目も購入しています

 

当時のものは回転テーブルに

先にコルクのようなものが付いたレバーを

直接あてて

摩擦でブレーキをかけるというものでした

 

現在ではレバーもずいぶん進化して

ON・OFF機能までつき

ブレーキを握ったまま

ラインを巻くことだってできます

 

実は

これらの充実した最新機能になったものも

少し試しては見たんですが

 

結局、私は現在のスタイルで通しています

 

私的にはレバーにかける人差し指1本で

微妙なラインの放出量をコントロールできなかったのです

どうしても自分のイメージよりも

結果、多くのラインを出しすぎて

バラシの原因を作ってしまったこともしばしばでした

 

そのことが原因で

一時、大スランプに陥ったこともあったんです

 

だから今のスタイルに戻したんです

 

このスタイルは

師匠の竹下名人(竹下ウキの製作者)や

関西の峯名人(峯ウキの製作者)もそうであり

このお二人の影響を受けたということもあります

 

だからといってG1のメンバーたちがこのスタイルを継承しているわけでもなく

私よりも若い方でこのスタイルでやり取りしている釣り人は

ほとんど見たことがありません

 

また、このスタイルを他人に押し付ける思いもありません

 

そして、私がリョービのメタロイヤルにこだわっている理由は

このスタイルのやり取りに

まずまず対応していたリールだったからです

 

ON・OFFのノブ位置と形状、操作時の抵抗

リールの回転具合

もちろんリールそのものの性能も良かったですねー

 

最新のリールは

性能が良くなりすぎて

回転が軽すぎるんです

OFFにしているときに

ちょっとした力でもハンドルがクルクル回ってしまうほどの

滑らかさです

例えばちょっとした風でも反応します

・・・・これがねー・・・トラブルを引き起こすんです

 

それでも

リョービは杯盤になってかなり経ちますし

もうメーカー自体がないんです

最近ラインローラーがへたって

ラインが挟まり大トラブルに・・・・

 

さすがに

最新機種(レバーブレーキ付ではありません)を購入したんですが

ON・OFFの位置が違うし

ノブの形状も違う

今、なれるのに苦戦中です

完璧に使いこなすには

もう少し時間がかかりそうです

 

私のスタイルにピッタシのリールは

なかなか見つからないものです

 

 


 
 
 
 
 

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今週の日曜日の愛媛G杯大会は、台風で駄目でしょうね…

私達の隠岐島三度方面釣行も駄目でしょうね…残念です!

by 隠岐の島太郎 ( 2010-10-27 12:16:37 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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