2011年4月24日のエントリー
G1カップ総評・・・私の釣果
4月17日G1カップ
私は浜吉丸のポーター役で
選手のみなさんをポイントに降ろした後に
なるべくこれまでに人が入っていないようなところへお願いして
釣ってみました
前半は徐々に東風が強くなってきていたので
崎の港よりもさらに岐路ヶ崎側の小さな港の防波堤へ
湾向きに釣り座を構えて少し竿を出してみましたが
チヌのアタリはありませんでした
小さなグレやスズメダイが多いのにびっくり
30センチ弱のグレが1尾食いついてきただけでした
条件的にはチヌもいそうでしたがねー
対岸の磯には海藻もあり
面白そうなところがあります
そして後半
前半は御波周辺の湾内や崎周辺の湾内が好調
三島鼻、長瀬鼻もひとりで5,6尾の釣果を上げた選手がいました
50オーバーの大物を上げた選手もちらほら
ただし、東よりの風、波に苦戦した選手も
一方内海は悪いですねー
釣果があったのは小三郎で2尾など
内海は3尾のみ・・・型も小さい
そこで内海の選手を
少々無理してでも
前半に好調だった中ノ島の東海岸へ
やっぱり・・・御波の湾内両サイドなど
ほとんど無名磯ばかりですが
良型の釣果が確認されました
他の選手は
前半ふたまた丸で釣果があった
北分のカズラ島周辺から内海へ
過去には優勝者を出すなど
数々の伝説的釣果を記録したこともある内海の超一級磯
唐橋鼻や日ノ津港周辺、メボシ、シイノキ島などがほとんど全滅
黒崎は一般の釣り人が入っていましたがめぼしい釣果はなかったようです
昨年も好調だったカズラ島は数が上がりました
冠島から犬島の間や白浦は風が悪くて使えなかったのが残念でした
さて、私はカズラ島から北分の湾内へ入った無名磯に降ろしてもらいました
海藻が多くて水深は竿1本までないような浅いポイント
周辺は前日のシケの影響か濁りがあって雰囲気はいい
なるべく風を背から受けるように釣り座を構えて
ワンド向きに流します
すると第一投目のウキがスルスルー・・・と消しこまれました
すかさず竿を立てるとずっしりとした重量感
グイグイ藻の中に突っ込もうとします
藻の切れ目がある方向に釣り座を移動しながら
ジワジワと浮かしていきます
無理してラインを巻き取らずに
藻の沖で弱らせて浮かせるのがコツです
十分に弱ってから手前によせてきます
体高のあるナイスボディーのチヌを取り込みました
長さは50センチ弱
乗っ込みシーズンには
まだまだこれからですねー
G1カップは毎年4月の第3日曜日に開催していますが
シーズンとしてはまだまだ早いんですねー
温暖化の影響もあってか
数年前の大会では水温も15度以上あり
記録的な釣果に恵まれたこともありましたが
昨年、今年とむしろ例年並みの水温でしょうか
内海よりが比較的水温が低く
外海よりが若干水温が高いものです
私が水道筋を開拓した20年前は
5月の連休ゴロからボツボツ釣れだし
三週、四週がピークだったものです
あれだけ釣れていたチヌも
6月になったとたんに釣れなくなって
今度は外海でグレやマダイのシーズンに移っていくのが
過去のパターンでした
浜吉丸は今回優勝者を出しました
崎港の一番奥の磯ですが
無名なので「崎の根」と勝手に命名して呼んでいます
前半ここで54.5センチを頭に5尾の釣果を上げて優勝を決めました
このポイントは内海のチヌ釣りのよい参考となる条件をしています
だれもが水深があり潮通しのよい磯の先端や出鼻に立ちたがるものですが
よい釣果があるのは間口の狭い奥行きの深いワンドがよいのです
間口付近に釣り座を構えて
立っている磯からの駆け上がり
対岸からの駆け上がり
そしてワンド奥からのなだらかな駆け上がり
この3方向からすり鉢状に落ち込んだ三角点が最高のポイントなのです
ここにコマセを集中させ仕掛けを合わせます
隠岐にはこのような条件の場所がたくさんありますから
無名磯でも探して竿を出してみることです
思わぬ釣果に恵まれ、自己記録更新も夢ではありません
ふたまた丸は
前半にカズラ島周辺でよい釣果がありました
内海に入るほど釣果は少なくなりました
冠島の内海筋が攻められなかったのが残念です
今回私が入った北分の湾内は
ふたまた丸の渡船基地でもあり
奥行きも深くポイントに出来そうな磯はたくさんあります
来年に期待できそうです
ダイキンは
雉ヶ鼻、麦田鼻、弁天島、美田橋下など内海で釣果がありました
超一級磯の三度周辺の磯は情報がなく
前半戦中にポーターに偵察させましたが
まったくアタリなし
2ラウンドもそのまま内海筋での釣りとなりました
水温は13度前後
もうちょいですがねー
ゴールデンウイークごろには
爆発することでしょう
シーズンはこれからです
【本日のタックル】
ロッド:がま磯アテンダー 1.25号-53
リール:リョービ メタロイヤル 1500ZM
ライン:東レ、銀鱗SS・サスペンド 1.8号
ハリス:東レ、トヨフロンスーパーL・EX1.7号
ハリ:がまかつ トーナメント チヌ 4号
ウキ:竹下ウキ14センチ2B
ガン玉:B、B・・・G5
【エサ】
コマセ
オキアミ生3キロ×1
マルキュー:チヌパワー ムギ 1袋+オカラだんご2袋
※以上で40センチのバッカンにほぼいっぱい
私が選手ならこのセットを2セット用意します
プライベートの1日日帰り釣行でも2セットでOKでしょう
この配合は比重を重視しています
深い棚までコマセを効かせます
オカラだんごは上層のにごり効果・・・スズメダイやメバル、フグなどのエサトリに効果あり
比重に変化をつけることも重要なのです
増量効果もあって経済的
サシエ
マルキュー:くわせオキアミスーパーハード L
コメント(2件)
(このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)テレビの放送はいつ、どこでありますか?
冠島での釣果、さすがです!!サイズ・重さともに…!!!五月の放送を心待ちにしております。
さて、いよいよGWですね。頭の方に三度周辺にマダイ・チヌ・グレの三本立てで釣行します。小島さんのような素晴らしい釣果に恵まれればな…などとおこがましくも思っております。
そこで、お勧めポイントを教えていただけませんでしょうか?サカエガ周辺は秋には良い思いをしたことがありますが、春はどうなんでしょうか?この季節に隠岐へ行くのは初めてなので、ポイント・つり方のアドバイスをどうぞよろしくお願いします。