島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


 釣りに関する質問やご意見はこちらへどうぞ! "gtmuki@yahoo.co.jp" 今までのブログは、こちらの過去ログをご覧下さい。

2011年5月23日のエントリー



    2011-05-23 | 釣り紀行・・・釣行紀

隠岐島前 冠島のマダイ・・・NHKロケ2日目


やー・・・

前日は遅い夕食となりましたが

私も飲めないビールをコップに一杯ほどたしなむなど

安心してぐっすり眠ることができました

 

スタッフ部屋も

よかったよかったと

話は尽きることがなかった様子です

 

さてロケ最終日は

ゆっくりのスタート

前日の収録が遅くなったことや

一応、釣果が出たこと

朝よりも夕方に期待が持てることなどから

10時ごろの磯上がりとなりました・・・余裕だねー

 

しかし、ロケハンは

私たちが朝食をいただいている間に

もう一度知夫からの撮影を慣行・・・・やりますねー・・・とことんこだわります

そのために浜吉丸も出動

どうやらよい映像が撮れたようです

 

そして本日のポイントへ

前日結果が出たので

同じ二股島の小島の北の鼻を目指します

 

ところが・・・・・

 

 

風は前日よりもやや強く

少し西に振ったのか

本日はうねりが入ってきています

 

突端の足場に波が駆け上がり

安全に釣りができそうにありません

 

ディレクターと相談します

(内心、これはもしかしたら・・・・・・と期待をこめて)

船長にも声をかけて相談します

 

この状況でも安全で、足場もよくて、カメラが引けるところがあるんですよー

タルカゴ仕掛けでマダイの実績も抜群です

「例の冠島ですか」

 

さすがのディレクターも

この波を見ては観念せざるを得ません

 

昨日に角田さんが結果を出したことも

彼を柔軟にさせたのでしょうか・・・・ラッキー

 

一応、船のフォースヘッドで

ポイント設定や移動の理由などを

角田さんに説明しているところを収録して

一路、冠島へGOGO

 

案の定

ここはベタ凪

風も背から吹くので

投入もしやすい

 

もう、何年前かなー

グレ釣り名人の三原憲作さんと

フカセマダイの番組を収録したこともある島です

このときは小型ながらよく釣れましたねー

時期も5月中旬だったしねー

 

さてと、ゆっくりセッティングして釣り開始

角田さんも少し慣れられて

記録更新に闘志を燃やしています

 

ウキ下は昨日と同様

道糸の遊動部分だけで8ヒロ前後とやや深めに設定

 

潮はゆっくりと西から東へ流れる本命潮です・・・期待が持てます

そして、これも前日と同じように

しっかりと生オキアミとマルキューの磯マダイ、スーパー磯マダイを配合して

足元へ入れていきます

 

私も最低限の仕事はしたなーとプレッシャーからは開放されましたが

ここで、地元名人も格好付けておかないとなー

 

・・・・などと欲が出てきます

隠岐の魅力を紹介する意味においても

大ダイと呼べるような大物に期待を込めます

 

それにここはイメージどおりのポイント

ここで釣らなくてはねー・・・地元名人の名がすたるー

 

約2時間が経過してもまったくアタリがありません

状況はよさそうなんですが

魚が遠いのかなー

しっかりコマセも効いてきているはずなんですが・・・

 

竿2本程度の近距離からなじませると

アタリがないままサシエサがとられています

 

少し沖に投入して流すと

サシエサにまったく変化なし

うんんんー・・・どうしたものか

 

それでも潮の状況がいいので

午後から夕マズメに必ずチャンスは来るはずと

なんだか自信めいたものを感じていました

 

角田さんも前日とは比べものにならないほど

投入のリズムがよくなって

ほとんど付き添わなくてもOK

 

さすがです

 

やっぱり集中力がすごいですねー

弱音も吐きません

 

磯釣りは忍耐ですからねー

さすが・・・適任者を探してくるものです

 

・・・・などと感心しながらも

私もちょっと本気モードにならないと

 

午後1時

スタッフから「昼休憩に入りましょう」と声が掛かります

 

あらー今潮がいいになー・・・と思いながらも

得意の置き竿釣法にしてセット

 

このときのイメージとして

ウキ下を道糸だけで8ヒロから10ヒロに2ヒロ深くし

サシエサは2尾抱き合わせの上に

さらに2尾はさんで合計4尾のオキアミを巻き糸で巻いてセット

50から60mほど星神島方向の潮表にやや遠投して投入します

遊動部分のラインを送っておいて

後はベールを起こして竿受けにセット

 

たかが置き竿、されど置き竿

置き竿にもそれなりにイメージがあるものです

 

川や宍道湖で

ウナギなどのつけ針を仕掛けておいて

上げに行くときのドキドキ、ワクワク感によく似た期待感もあるものです

だから私よくやるんです

得意なんです

 

そしてドラマの幕開けです

 

私は、昼食にカメノテの味噌汁でもみんなに楽しんでもらおうと

磯周りをゴソゴソ

 

すると、角田さんの声が

「小島さーん、なんだか竿が・・・・・」

「何か来ましたかー」

「それがわからんですー」

 

小走りに走って竿の元へ行ってみると

200m巻いていたラインがリールからほとんど放出されて

すでにラインが止まってたるんでいる

 

「こりゃーやられたか」

 

実はこのとき、カメラさんスタッフもスイッチを切って休憩中

慌ててスタンバイ・・・・「ちょっと待ってくださいよー」

 

はやる気持ちを抑えて

「OK」の声が掛かってから竿を手に取ります 

すぐさまラインを巻き取って

ためられるだけためて状況を確認します

 

角田さん

「何がなんだかよくわからないんだけども、すごい勢いでラインが出て竿先もガクンガクン」

と興奮冷めやらぬ感じです

 

ためた感触から

「まだ魚は付いている」と確信して

さーどうしたものか

 

ラインが出っ放しで

すでに止まっていたことを考えると

これまでの経験上

取り込める確率はかなり低い 

 

それでもせっかくのチャンスだ

やれるだけのことはやってみよう・・・と、意外と・・・冷静

 

まず考えたのはラインの角度を変えて引っ張ることだ

西側の突端に移動するか

水道側の舟付けあたりに移動するか

 

この選択も一か八かの賭けである

 

私はなんとなく水道側に決めて勝負を賭けることにした

がま磯 我夢者3号が根元からひん曲がる

かなり絞り上げても動かない

リールも巻けない状態

 

それではと

いったん先端に移動して

移動しただけのラインを巻き取っておいて

 

竿を下げ

まるで根掛りをはずすときの格好です

それでも無理をするとラインが根に掛かっているわけだから

太ラインでもひとたまりもありません・・・・(トータルのバランスがキモ)

 

ここは慎重にかつ大胆に

少しずつ体を移動しながら

引いてみた

 

すると、ズル、ズル、ズル

ラインは何かに擦れてはいるが少しずつ寄ってくるではないか

「もしかしたらとれるかもしれない」

 

よく覚えていないのだが

最低でも20m×2回

・・・をこの方法でラインを引きずり出した

 

するとなにやらスコーンと外れたような感触が

 

その後は我夢者の弾力を最大限利用して

距離を詰めていく

 

かなりの重量感

「こらでかいですよー」・・・といったかどうかは覚えていないが

 

時間はどのくらい経ったのだろう

この重量で200mのラインを巻き取ることはそう容易ではない

 

さー、それでもスプールにかなりの量が帰ってきた

あとわずかだ

 

魚もかなりの時間を根に張り付いていたせいか

反撃の力が残っていない様子

 

G1タルカゴ ドクロ

水中かすかに見えるあたりで

ゴンゴンと何度か首を振るような感触があったが

とにかく重たい

 

いよいよウキが水面を切った

「デカイ」

水中が白く輝くように見える

あれがマダイなのか

 

「角田さーん、タモお願いします」

「おおータモ、どこどこ」

 

「さーいきますよー」

 

「やったー入ったー」

 

さすがの角田さんの腕力でも

そのまま掬うような角度では

この大ダイは上がりません

「折れるー」

 

あわや柄が折れそうになったのを静止して

二人で磯に引きずり上げました

「やったー」

一同・・・・最初は声も出ません

 

次に誰となく発したのは・・・・・「デカ!」

すぐにメージャーを当ててみると95センチ
(記録は93センチ、9.75キロ)

 

「自己記録更新でーす」

置き竿釣法とはいえ

ロケ中に自己記録更新とは・・・・何か持ってるなー・・・・よっお、地元名人・・・いやいや

 

「あのー、竿を水平に引っ張っているところはカットですよねー・・・頼みますよー」

「いやいやー、これはすごい、ノーカットで使いますよー」・・・格好わるー

 

「とにかくラッキーでしたわー」

 

その後、俄然、角田さんに火が付きましてー

昼食もとらずに投入を繰り返します

 

するとG1タルカゴが沈んで手元までアタリがー

「キタ、キター」

マダイです

「ウヒョーオー」(釣りキチ三平が魚を釣ったときの声)

これがやりたかったんだよなーといって

角田さん満面の笑み

 

サイズは45センチでしたが

投入、送り、誘い、アワセ、巻き取り、取り込み

総ての流れが完璧でした

これも価値ある1尾

G1な1尾

 

価値から言えば

置き竿にたまたま掛かった90オーバーよりもG1な釣果かも・・・へへー

 

角田さんは記録更新はならなかったものの

最高のしめっくくりでロケを終了しましたー

 

貴重な体験をさせていただきました

声をかけていただいた制作会社のディレクターさん

そして一生懸命最後まで挑戦された角田さん

スタッフの皆さん

お疲れ様でした

 

そして・・・ありがとうございました

 

 

 

【今回の仕掛け】 

角田さんの仕掛け

ロッド:がま磯カゴスペシャル掘。街-53
リール:ダイワ 5500
ライン:東レ、銀鱗SS遠征 6号 200m
ハリス:東レ、トヨフロンスーパーL・EX7号 3ヒロ
ハリ:がまかつ A1TKO、12号
ウキ:G1タルカゴ 遠投 大
水中ウキ:グレックス 2号
天秤:たっちゃ仕掛け・・・天秤はオモリを仕込み改良版
ウキ下:道糸で約8ヒロ

小島の仕掛け

ロッド:がま磯 我夢者 3号-53
リール:ダイワ キャタリナ 4500
ライン:東レ、銀鱗SSビッグゲーム 6号
ハリス:東レ、トヨフロンスーパーL・EX7号
ハリ:がまかつ A1TKO、12
ウキ:G1タルカゴ ドクロ
水中ウキ:グレックス 1号
天秤:たっちゃ仕掛け・・・天秤はオモリを仕込み改良版
ウキ下:道糸で約8ヒロ〜10ヒロ

【今回のエサ】

(1日分として)

オキアミボイル3キロ×8

生オキアミ3キロ×8

マルキュー 磯マダイ2袋、スーパー磯マダイ2袋 

 

13641 count

コメント(2件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


いつも観てる番組ですが 過去に無い劇的な展開で
予想以上に スゴかったです。

小島さんの持つ強運も有るんでしょうが まさに 名人芸でした。
角田さんへの説明も 分かりやすかったです。

しかし 角田さんの タモ入れには 冷や冷やしました。
ホント 高いのが 折れんで(あと ラインも切れんで) 良かった〜。

場所選定とか 10秒足らずのシーンのため赤はげ行ったとかの 超こだわり裏話には 驚きました。
 
山陰に小島あり・・この大成功で さらに出演オファー増えるでしょう。
チヌ、グレ、ヒラマサ、鮎 ・・ 次回も 全国に爆釣見せつけてくださいね〜







by ジー5 ( 2011-05-23 23:22:49 )

昨日BSで見ました。興奮しました。
カゴ釣りを主にやっていますが、初めてたるカゴを見ました。
いくつかの疑問点があります。
/湿譴任癲通常のカゴより釣果が期待できるのでしょうか?
△なりの量のオキアミを持って行っていますが、カゴに入れる以外に、撒き餌をしているのでしょうか?
たるカゴは遠投時に回転してしまわないのでしょうか?遠投性能はどれくらいでしょうか?

by joy ( 2011-05-23 14:41:28 )


トラックバック(0件) トラックバックURL:

トラックバックはありません。




ブログトップ

カテゴリ選択

エントリーカレンダー

<<  2011年5月  >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4

最近のエントリー

最近のコメント

最近のコメントはありません。

最近のトラックバック

最近のトラックバックはありません。

エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

会員ページ


rss

携帯サイトアクセス用QRコード

QRコード

tmblog