島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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2012年10月25日のエントリー



    2012-10-25 | 釣り紀行・・・釣行紀

宇竜 沖波止のヒラマサ釣り


24日

何とか休みが取れまして

久しぶりの釣行となりました

 

そしてこの日は水曜日

水曜日といえば

水曜アングラーことヒゲジー

 

「おい、たまにはつきあえやー」・・・と年中言われているけども

休みが違うもんねー

なかなか一緒には行けません

 

直接対決は年に1,2回といったところでしょうか

 

最近のヒゲジーは絶好調

ここのところ毎週

ヒラマサを平均3本の釣果

 

この勢いで

私と一緒に行って

一泡吹かせてやろうというのであります

 

私としては貴重な休みです

できれば凪になって

海のコンディションが良いときを見計らって行きたいところなのですが

 

挑戦状をたたきつけられたのなら

受けとかないと

また、これはこれでうるさいヒゲジーです

 

しかし、海は時化てますねー

前日の低気圧通過で大シケ

 

好調の宇竜へ連絡してみると

波止ならOKというので・・・場所は決定

 

最近の好調さと

他の渡船場がシケで渡せないのもあってか

満員御礼

 

それと今年から船長になられた

木村渡船の若さんの人柄でしょうか

 

人当たりも良いし

こまめなブログによる情報発信も良いですね

 

帰りには

お茶や

最近寒くなったら

スープを出してくれるんですねー

 

その気配りがうれしいです

 

そしてねー

この日はこんなことがあったんですよ

 

20数人が一番船で出たんですが

シケもあって全員が沖波止に上がります

 

船を付ける前に

船長が名簿(駐車場に先着順)を読み上げ

「この順番に降りてくださいねー」と

釣り人同士がトラブルにならないように配慮していました

 

それでもですねー

こんなことが起きたんです

 

最後の方で到着した釣り人が

一番最後に渡船に乗り込んで

舳先に陣取り

一番に降りて場所取りです

 

幕島荘でもよく見られる光景です

 

先に来ていた釣り人から

クレームが入りました

 

当然ですわねー

 

そこでこの若船長

どうしたかといいますと

 

大船長に舵を任せて

波止にあがって

全員を集めます

そしてもう一度名簿を読み上げて

その順番に場所に入ってもらったのです

 

要はその場を仕切ったのです

 

拍手、拍手・・・・

 

すばらしー・・・ブラボー

 

これが大切なんです

 

悲しいかな

地元島根の渡船のシステムは

大変遅れているんですねー

 

なかなか提案しても

わかってもらえない

 

この、若船長のしきりには感心しましたし

今後に大いに期待が持てます

 

これを機会に

先陣争いをしないように

抽選方式にするとか

渡船を降りる順番ではなくて

ポイントを決める優先権にすれば

降りるときに慌てることはないし

磯や波止場でダッシュして競争することもなくなります

 

降りるときも

みんなが協力して

荷物も受け渡しすれば安全です

 

まずは安全第一

そして、公正なルール作りが大切だと思います

木村若船長・・・がんばれー

 

さて、前置きが長くなりましてすいません

ついつい論じてしまいました

 

波止の人気ポイントは

西側の角

 

5,6年も前にヒゲジーとここで対戦して

かるーく・・・ぎゃふんといわせてやりました・・・ことがありました

 

西角には大人数が陣取りましたので

私たちはのんびりと東側へ

 

それでも角には先陣のお客さん

数メートル内側に入れました

 

うねりがすごい

前方の平島を越えた波が

サラシになってそのまま波止にぶち当たります

 

その間、サラシの白泡が消えることがありません

投入した仕掛けは

あっという間に波止の際に押し戻されてしまいます

 

今日は自称G1タルカゴドクロ、フィールドテスター ヒゲジーと

本家本元、考案製作者とのドクロ対決と思っていましたが

この状況でタルカゴは苦戦です

 

1号の水中ウキをセットして

コマセとの同調をイメージしますが

 

潮がまったく動いていないんですねー

上層がうねりの影響で、すべるだけです

 

朝マズメはだれも竿を曲げないまま過ぎますが

西角付近の釣り人が竿を曲げます

そしてゴンゲン向きの水道の釣り人も

 

うねりの影響が少なく

比較的素直に流れる箇所ではアタリが出始めました

 

ここで私はタルカゴ仕掛けはあきらめました

「あららー本家本元がいいのー」・・・なーんて

ヒゲジーから冷やかしの声が聞こえてきますが

ここは釣果優先です

 

仕掛けをフカセにチェンジ

釣りイメージは

ぶち当たるうねりサラシを利用して

波止のカベにたまるコマセの中を釣るというもの

 

ほらね・・・

変えて2,3投目に・・・・来たー

太タックルにモノを言わせて

一気に浮かせます

 

そしてタモ入れ

波止は足場が高いので

6mのタモがぎりぎりです

 

そして厄介なのが・・・このうねり

 

「すくってやるわー」・・・と

悔しそうに近寄るヒゲジーを制して

 

G杯の練習だけん自分ですくうわー・・・

 

それがですねー

魚は完全に浮いて

うねりの上げ下げで

時には宙づり状態になってるんですけど

長さが目いっぱいで角度がない上に

このうねりでしょう

なかなか入りません

 

途中で「すくってやるわー」・・・とヒゲジー

しかし、タンカきった以上は

意地でも自分ですくおうとするのが私の性格

 

だんだん口元の針付近がのびてきているのがわかります

するとうねりの上げ下げで緩んだときにポロリ・・・

外れてしまったー・・・・ガーン

 

ヒゲジーのクスクス笑いが聞こえてきます・・・く・や・し・−

 

それでもいまだにタルカゴにこだわっているヒゲジーには負けませんよー

ヒットパターンを見つけて

この時点では余裕、余裕

 

そしてまた来たー

これも一気に絞り込んで

主導権をとろうと竿を起こそうとしますが

あら、あら、・・・竿が・・・

 

なんとしたことか

ライフジャケットのポケットが開いたままで

構えていたときに竿尻が入ってしまっていて

起きません

 

そして針ハズレ

ヒゲジーのクスクス笑いが前回よりも大きく聞こえてきます

けー・・・

 

そしてさすがのヒゲジーも

フカセ仕掛けにチェンジ

 

その頃には

ヒゲジーの水曜釣行仲間の若者たちも

際狙いに

 

すると

その若者たちにも

次々にヒットー

 

しかし、ことごとく針ハズレ

いいやり取りしているんだけどねー

どうやらバラシ癖をつけたのは私かも・・・

 

するとヒゲジーにもアタリがー

「来たでー」

 

初代アテンダー2.5号がいい曲がりを見せます

久しぶりに見ますが

華麗なやり取り

 

5年前とは見違えるようなヒゲジー

波止東側付近では

これが初フィッシュ

 

60センチ台ですが

体高がある見事なヒラマサ

ドヤ顔のヒゲジー・・・はがいー・・・ドクロでやってればよかったにー

 

そして連続ヒットー・・・ヒゲが・・・

 

これもとったー・・・連続ドヤ顔・・・は・が・い・−

 

やばいでー、やばいでー

午前が終了して0−2

 

焦りを通り越して弱気に・・・

 

私にはアタリも出なくなってきました

タナは竿1本から1本半あたりでヒットしてきます

 

際を流しながら

少し張り気味で待っていると

来ました、来ました

 

今度は慎重にやるよー

口元のダメージも少なくするために

ソフトなやり取りで浮かせます

 

ヒゲジー様・・・今度はタモ入れお願いします

 

はー・・・よかった・・・ここでボウズはえらいことになります

 

さーこれで一気に追いついて逆転だでー

・・・と意気込むと

 

「まー5−1くらいでこてんぱんにやっつけたるでー」・・・とヒゲ

なにを寝ぼけたことをー・・・

 

すると・・・

ゾーンにはまったかのような

怒涛のヒゲジー祭りの始まりです

 

 

 

 

終わってみれば

釣り仙人の予言どおりの 

 

1−5の大敗

 

「まーこんなこともあーわや」・・・と妙な気遣いをするヒゲ

これがまた・・・は・が・い・−・・・がな

 

「まーまた教えてやるけん、G杯がんばってきたまえ」・・・・

 

ヒゲジー様・・・次にリベンジするまで

「釣り名人仙人さま」と

 

呼ばせていただきます

 

壊れたドクロも

早急に修理させていただきます

 

【ヒゲジー 釣り名人仙人様の お仕掛け】(フカセのみ)
ロッド:がま磯 初代アテンダー
道糸:5号
ハリス:4〜5号
針:がまかつ TKO 9〜10号
円錐ウキ:3B

なじむとゆっくりウキが沈んでいくように設定しとられましたわー

コマセ、サシエサ ともにオキアミボイル


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 

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エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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