島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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2012年11月22日のエントリー



    2012-11-22 | 釣り情報や釣りの話題

私のチヌ食味考


瀬戸内方面に在住の方でしょうか

チヌの食味についての質問をいただきました

ありがとうございます

 

チヌは独特の臭いがありますので

最近のわが家では刺身で食べることがほとんどありません

 

これは贅沢な話なんですが

チヌをわざわざ刺身でいただかなくても

日本海、または宍道湖や中海、境水道で釣れる

他の魚の方が

刺身で食べるには美味しいし

家族からの人気度も

正直いってチヌは・・・下の方にランクされます

 

したがって

チヌの釣果があれば

最近は、ご近所や職場で差し上げることが多くなりました

 

かといってまったく食べないわけではありません

当然刺身でもいただきますし

 

独特の臭みを

香辛料などで消して

ムニエルやソテー風の調理をしてみると

深みがある味が楽しめます

 

そして、瀬戸内と日本海、境水道や汽水の中海、宍道湖などで

味が違うのか

 

正直・・・チヌに関しては

その違いが私にはよくわかりません

 

コメント主さんからは

汽水だと味が落ちるのではないかという内容にも受け取れますが

私は逆に汽水域の魚は

えさが豊富で肥えており

時季によっては脂の乗りもよく

むしろ外海のものよりも味がよいという認識でいます

チヌのほか

スズキやボラなどがそうです

 

それと、チヌの場合は

地域ではなくて

同じ海域でも固体によってその味や食感に

若干差を感じることがあります

 

そしてこれは予断ですが

マダイに関して言えば

日本海と瀬戸内とでは

その差は歴然としています

 

そうですね!

マダイは瀬戸内のものは

脂の乗り、身の締まりなど最高で

特に40センチから50センチ程度の大きさのものは

抜群に美味しいと思います

 

また、グレはどうでしょうか

これは島根半島や隠岐で釣ったグレは最高にうまいと思います

 

特にこれからの時季は

磯に生える良質な岩ノリを食べて

脂も乗り抜群に美味しくなります

 

この岩ノリは

最高級品として市場に出回り

人間が食べても最高に美味しいのだから

それを食べているグレが美味しくなるのも

当然といえば当然ですよね

 

 

今週末は

GFG島根支部で隠岐へ行く予定です

脂の乗った良型グレを釣って帰りたいですねー

9999 count

コメント(3件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


はじめまして。小島さんの仰る通り境水道のチヌは牡蠣などを豊富に食べているせいか他の場所のチヌより美味しく感じます。自分もチヌは釣るだけであまり好んで食べませんがこれからの寒の時期のチヌは比較的美味しく頂けると思います。

by リラックマ ( 2012-11-23 20:24:58 )

貴重なご意見ありがとうございます。
まずは、百聞は一見に如かず
釣って(釣れるかな?)自分の舌で確かめてみたいと思います。

by 山陰大好き! ( 2012-11-22 23:45:34 )

本当に興味深い記事をありがとうございます!15年前に隠岐西郷に3年間仕事で滞在していましたが、チヌの味については日新丸の大将にいろいろ教えていただきました。6月の乗っ込み時期に仲の津のような地磯で釣れるチヌは独特の匂いと身崩れしやすく私もあまり食べたいと思いませんでした。しかし、同じ時期に西郷黒島で釣れたチヌは別物で、油が程よく乗り、刺身にすると鯛より美味しかったです。さらに、冬季に耳埼や灘津の目で釣れるものは甘くて臭みも全くなく絶品でした。次期と場所によってこれほど味が変わる魚も珍しいのではないでしょうか。
上京して6年半になりますが、東京には島根人の舌に合う美味い醤油が無くて困っています。小島名人ご推薦の醤油が販売されるのを心待ちにしています。

by 練馬の ( 2012-11-22 20:05:45 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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