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2016年7月16日のエントリー



    2016-07-16 | 女子野球

親バカが語る「日本代表への歩み」高校編


京都両洋高校に進学が決まって

創部1年目にして

北は北海道から

南は九州まで

全国各地から31人が入部してきました

 



自宅通いの子もいましたが

ほとんどの子が寮に入寮

 

入寮の日にこんなことがありましたねー

すでに入寮していた子が数人いたんですね

 

Yayaがあいさつをすると

「ちっちぇ」(小さい)という声が聞こえてきました


 

この時母親は

「こんな田舎から出てきた子が

  ここで本当にやって行けるのか」

と心配したものです



 




関西を中心に

各チームで名をはせた有名選手もいましたから

無名のyayaは最初は目立たなかったと思います

 

入学早々にインフルエンザにかかるなど

出鼻をくじかれてはなおさらです

 

創部記念式典のエキジビションマッチでは

お試し程度に使われた感じでした



 



硬式は中学野球を引退後すぐから

私との自主トレで取り組んでいましたが

本格的には初めてとなります

 

スタメンに起用してもらうのには

そんなに時間はかかりませんでした



 



まず認めてもらったのは

走ることだったと思います



短距離でも

持久走でも

他のメンバーを圧倒していたように思います





 

自主トレでも

ランニングを怠らなかったことが

すぐに動ける身体を作っていたわけです

 

中学時代のセンターから

内野のセカンドを自ら希望して

レギュラーをつかみます


 




攻守交替での全力疾走は

スポ少時代から心がけてきたこと



 

時々、塁審からも褒められるほどでした

 


こういった

直接勝敗に関係ないことの積み重ねを

見てくださり

評価してくださる方もあるもので



小さな取り組みの先に

この子の野球に対する考え方や

取り組む姿勢を読み取って

評価していただける




 

またしてもここで

最高の指導者にめぐり会うことになります

 

監督の石井先生は

北海道からドラフト1位指名を一度けって

大学卒業時に再びドラフト1位指名を受けてプロになられた

実績の持ち主

(戦況を見守る石田監督と上田コーチ(現両洋監督))



女性コーチだった上田先生は
日本トップのソフトボールの選手でありながら
2000〜2004に女子野球全日本代表として活躍

 

 

 

特にお姉さん的存在だった
コーチにはたくさんのことを学んだようです
現在は石井先生の後を継いで
京都両洋高校の監督に就任

「目標達成のためには、人間力の向上が欠かせない」

 

という教えは
今のyayaの礎になっていると思います




技術とともに
さらに高いレベルで
取り組む姿勢や
特に結果がよくなかったときの考え方などを
叩き込まれました

 

 

 

 

 

というよりも

学校でも、グランドでも、寮でも

寝るとき以外は

コーチにべったりですから

 

さぞかしめんどくさい生徒だったことでしょう


 

先生のプライベートなどあったもんではありません

 

それでも

しっかり受け止めていただいて

卒業してからでも

ご自身のチームブログで

Yayaの話題を書いてくださるなど

かわいがっていただいて

 

今でも悩んだ時は

上田先生に相談しているみたいです



 

そしてこの出会いが

さらに運命ともいえる奇跡的な出会いに発展していきます

 

(詳しくは後ほど・・・)



 

高校では

選手権の大舞台で

強豪の埼玉栄や神村学園を下す金星をあげながらも

 






期待していた総決算の最終学年時に

逆に新生校に敗れるなど

在学の3年間に上位へ進出することはできませんでした




 



個人的には

これまで大きなケガなく

順調に取り組んできていましたが

3年の春先に腰痛に見舞われ

ケガの苦しみも経験しました

(両洋のブラバンも全国レベル・・・迫力あったなー)


 

トレードマークの全力プレー

全力疾走ができないことが

何よりも悔しかったことでしょうが

何よりもその経験が

精神的成長につながっていると思います



 


(3年時、2014Japanの強化合宿。関西選抜のメンバーに入れてもらい
   ケガが完治しない中、代打で起用してもらいました)

 

 (日本代表選手からポテンヒットだったと思います・・・強運?)


高校2年の秋には

前回、2014女子野球ワールドカップ宮崎大会の

トライアウトがあったんです

 



この時から

参加資格として

連盟加盟の硬式野球部の監督推薦が必要になりました



 

特にチームで人数制限はありませんでしたが

Yayaは希望していたにもかかわらず

推薦枠に入らず

念願だった日本代表への挑戦すらさせてもらえなかったのです



 

わたしが客観的に見ても

この時の実力では遠く及ばなかったでしょうけども

親としては挑戦だけでもさせてやりたかったという気持ちが

正直なところでした




 

そして今後

次に挑戦するための

経験にもなると思っていましたから

 

負けず嫌いなyaya

このときそうとうに悔しかったと思います

 

そして

ここで



「やっぱり自分では無理なのか」と

夢をあきらめる

弱い気持ちも出ていたように思います




 

それでも

野球が嫌いになったわけではないですから

野球を中心に進路を考えていきます


 




ここで先にも述べていたように

上田先生のお導きもあって

全日本代表監督の大倉氏が率いる

創部2年目のIPU環太平洋大学への
進学が決まります

(高校最後の夏は3学年がそろっての戦いでしたが・・・)


 

上田先生は

Yayaのタイプを読み取って

ぜひ大倉監督のもとで

がんばりなさいと向けてくださったものと

理解しています

(3学年がそろってのこのパフォーマンスは迫力満点でした)
(高校時代のわたしの最も好きな画像です)


 

その大倉監督は

実は、yayaの兄が所属していた

大東高校野球部に

当時から月に数回

臨時指導をしてくださる

ご縁でもあったのです

 

この運命的で奇跡的な出会いが

今回の代表入りの快挙につながるわけです





高校でも最高のメンバーたちに支えられました


【yayaを紹介してくださったときの上田先生のブログ】


(代表決定の時)


(代表候補決定の時)


(野球小僧)




特に「野球小僧」は感動的で
一人でこそっとじゃないと今でも読めません
先生のお導きがなかったら
日本代表の道はなかったといっても過言ではないでしょう








大学編から日本代表へ・・・続く














 

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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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