島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


 釣りに関する質問やご意見はこちらへどうぞ! "gtmuki@yahoo.co.jp" 今までのブログは、こちらの過去ログをご覧下さい。

エントリー

ブログトップへ戻る


    2020-10-23 | NEW・G1フィッシング

この人なんでこんなによう釣らいだーかー


ある人にこんなことを言われて
ハッとしたことがありました

「弟子にあんまりあーせ、こーせって言い過ぎるのもいけんでー」
「メンバーにとってはお前が言ったことが絶対みたいなとこがあるけん」
「小島があーいっとった。こーいっとったって固定観念が強くなって、伸びるものも伸びんでー」

おっしゃる通り
思い当たるところが多々あります

反省です

そもそも釣りというものは
自然相手なのですから
そのときの状況状況で変わってきます
柔軟に展開していくことが重要です

基本は基本として身に付けなくてはなりませんけども
その時その時に適応した応用がどこまで利くのか
ここのあたりがポイントですね

わたしとて
1回「こーで、あーで」って言ったとしても
常に変化、進化していますので
次の日には言うことが違ってきます
特に釣りとはそういうものなのですね

ですから
「話、半分」くらいに聞いておけば十分なのですよ

ここでもよく前置きしてますけども
「ひとつの例として参考にしてみてください」と・・・

釣りの大敵として
「固定観念」はよくありません
決めつけもです

普段、真面目で素直な善い人ほど
そうなりがちなところがありますので
とかく釣りに関しては

常にアンテナを伸ばして情報収集し
柔軟性をもって取り組みたいものですね

そして常に学び続けることが大切です

言われてやっても身に付きません
自らが気づき実践すること

経験を積むことも重要です


そのようなことを思いつつ
このお方と久しぶりに一緒に釣りに行きました

そうです久しぶりの登場
釣り仙人こと「ひげじー」




わたしがあらためて紹介するまでもなく
最近では大社界わいで

「おい、あのヒゲのじーさんまたデカイの釣っとらいわー」
「回りが全く釣ってないにいっつも釣っとらいがー」
「ああ見えて釣りが上手いでー」




釣り場でハンチング帽子もインパクトがありますが
この風貌ですからねー

わたしがブログでどうこういう前に
話題になりますわねー

そして確かに釣りが上手いです





わたしが同行するなかでも
最上級に上手いと思います

これマジで



この日も厳しい厳しい中
2回アタリを出して
1回は針外れ
2回目はご覧の通り見事に取り込んで

わたしは異常なし

なんとこの


どや顔



ひげじーとは1年に1回行けるか行けないかですから
次のリベンジするまでには
当分自慢話を聞き続けらんといけません

やいなー




「そーで何歳ですか」
そうですこの風貌から
ちまたでは後期高齢者(75歳)という噂も

それにしては身のこなしといい
その釣果といい

「ただ者ではない」という評判が
わたしの元にも届いてきています

そこでヒント
わたしの幼馴染みです


まあーそれはともかくとして
それでは何がどう釣りが上手いのか

渡船の乗り降りから始まって
釣り開始から帰るまで
一連の動作がいいですね

彼はクラブのメンバーでもないし
普段からたいして釣りの話をするわけでもなく
たまたま幼馴染みで同じ趣味を持つ親友

でもです

仕掛けの設定

がま磯タルカゴスペシャルH
ソルティガ5000H
6号ラインに8号ハリス
針はTKO 10号
ハリスの長さは竿1本にウキ止めはなし
たっちゃん仕掛けにG1タルカゴドクロの小
ポコポコウキ
(すぐに付け外しが可能)
(釣ったときは付けて棚は2ヒロくらい)

何の事前の打ち合わせもしないのに
ほぼほぼわたしと同じ設定です

いいですね


そして釣り開始

いいですね

今はあそこだろー
今度はここだろー
というピンポイントにリズムよく手返しを繰り返します

いいですね
わたし何もいってませんよ

これだけでも実はすごいことですねー


刻一刻と変化する海の表情をよく見ていますね

次第にね
またいいところ投げたわー
またいったわー
悔しいくらいに的確に攻めていきますねー

いつヒラマサが食いついてきてもおかしくない
ピンポイントへビシビシいきますもんねー

こっちがドキドキするわー

そしてもうひとつ重要なことは
手返しのリズム、頻度ですねー

早い

いいですね

わたしと一緒に釣りをしていて
わたし以上に早く手返す釣人は滅多にいません

ここはですねー
実は最も重要なところです
エサ釣りにおいて
サシエサが針に付いている状態で
流しているかどうか

投入時にサシエサが針から外れてしまっていては
問題外ですが
これも見ているとありますね

わたしはサシエサの着水が目で確認できないときは
どうあれすぐに回収してやり直します

多いのはエサトリに取られているのにもかかわらず
流しっぱなしでいることの時間の長さです

そしてサシエサは残っているのですが
コマセと同調していないまま流し続けることです

この点において
常に条件を満たしている時間が長ければ長いほど
本命魚がヒットしてくる確率が上がるわけです

「そらー当たり前のことだがのー」

そうです
でも一緒に行って他の人の釣りを見ていると
わたしいつも気になってしょうがないのです


でも、ひげじーは、いいですね

次に棚の設定

とかく釣人は
前回や過去の釣果のイメージが強く残って
特に棚などの設定は過去に一番釣った経験がある棚に
固執したりするものです

しかし、ひげじーは
エサトリの状況などをみて
こまめに変えます

今はこーだがなーってわたしがイメージすると

おい、もうやっとるがなー


いいですね

さらにさらに
ちょっとサシエが残り出すと
ピュピュ釣法がいいんです

ラインをピュピュと張ったり緩めたりして
サシエを微妙に動かすのですが


おい、もうやっとるがなー

このお方はやっぱりただ者ではないですね
やっぱり釣り仙人かも

わたしがこの日まったくアタリすら出すことができなかったのに
2回もアタリをキャッチしたこともうなずけます


本人に言うと
「オレはなんにも考えとらんでー」なーんて言ってますけども
こういうスタイルで釣りに取り組むと上達するという
お手本ですねー

タルカゴスペシャルHでのやり取りもお見事
ドラッグ調整
低い姿勢からの低い竿の出し
ドラッグが滑ってでもとにかくリールを巻く


このスタイル
どこかで聞いたこと(読んだこと)がありますでしょ

いいですね

お見事です

タルカゴスペシャルは
手返しのリズムと頻度を求めるなど
こういう釣りをするために開発したといっても
過言ではありません

「この竿、いいみたいだでー」
ひげじーにも合格点をいただいたようです

それもそのはず
タルカゴスペシャルで毎回70オーバーの
ヒラマサやマダイの釣果は絶好チョー


いいですね





久しぶりにひげじーと楽しい釣行だったんですが
それに水を指すような
こんな光景も目に飛び込んできました



素晴らしい自然の恵みとロケーション
素晴らしい友
素晴らしい渡船のシステムと船長さんと奥さま

みんながいつまでも
気持ちのよい楽しい釣りができることを願っています

よろしくお願いします

今年もあともう少しとなりました
(鷺浦の渡船営業は4月から10月末日までです)
7373 count

コメント(0件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)

コメントはありません。



トラックバック(0件) トラックバックURL:

トラックバックはありません。




ブログトップ

カテゴリ選択

エントリーカレンダー

<<  2020年10月  >>
27 28 29 30 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のエントリー

最近のエントリーはありません。

最近のコメント

最近のコメントはありません。

最近のトラックバック

最近のトラックバックはありません。

エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

会員ページ


rss

携帯サイトアクセス用QRコード

QRコード

tmblog