島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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G1なひとりごと - 2015年9月のエントリー

釣りだけではなく日々の出来事なども綴っていきます


    2015-09-03 | G1なひとりごと

キチ君、暫しの別れだ


昨年12月
職場でも、釣りでも、なんぞかんぞ弟分だった
親愛なる山ちゃんが逝ってから
まだ1年もたっていないというのに・・・

なんでだ!
何でこんなことになるんだろう!

あのキチ君が逝ってしまったよ!

キチ君も
職場、釣り、家族
特に家も近くて
歳も一つ後輩で

弟分というよりは
コンビ?

なんぞかんぞ
正真正銘の相棒だったキチ君だった

病が見つかってからというもの
普段から何かと冗談言い合って
まわりを笑わせていた相棒がいなくなって
本当にさみしかった

とうとう帰らぬ人となってしまいました

残念でなりません

彼も無類の釣り好きで
ひょっとしたらわたし以上かもしれません

結局、今も思い返してみますに
キチ君とが一番釣行回数が多いかもしれませんねー

わたしの取材釣行にもよく付き合ってくれて
山陰の釣り
磯釣りスペシャル
などなど
彼が写してくれた写真を
どれだけ採用したことか

なんかねー
いい写真撮るんですよ
センスがいいというか
絵心があるというかですねー
才能があったと思います

2014年 9月号の磯釣りスペシャル
私の連載の第1弾が
彼との隠岐島前釣行で

なんとその釣行が
彼との最後の釣行になってしまいました



抜け駆けるように
わたしよりも先に70僖ーバーの大ダイを釣ってみせて



あのドヤ顔
悔しかったけど、今でも忘れない






釣行後の検査で病が確定的になり
入院生活が始まったのです

いやいや
こんなことよりも
どうしてこんなことになってしまったのか

もう、キチとの楽しい思い出は尽きなくて
場面を思い起こすたびに
涙があふれてきます

それだけ一緒にいるだけで人を楽しませてくれるやつでした

彼とかかわりがある人なら
今ごろ一緒にうなずいておられることでしょう

そういう
人を引き付ける魅力を持ったやつでした

しかし、そのキチ君に恐ろしい病魔が入り込んで
1年と2ヵ月間
キチ君や家族を苦しめました

病気がわかってから昨年の12月ごろには
少し回復に向かったといって
会えて少し話ができました

それが年末には再入院

それからというもの
激ヤセした姿をみせたくないと
会うことがかなわなくなってしまって・・・


やー
今思うと
会ってもどう言葉をかけていいのか
どうしてやることもできずに
おれ自身がキチ君から逃げていたのかもってねー

おまえに嫌われても
怒られても
逃げられても

会って
顔を見て
励ましてやらんといけんだったかもって

今となってはそれだけが悔やまれる


でも不思議だわ
そのお前から
亡くなる日の前日に連絡があって
「鮎が食べたい」って

ちょうど出羽の鮎が獲れていたので
直ぐに準備したんだ


そしたらすぐに嫁さんの運転で
とりに来てくれて


ここでもちょっとした行き違いで
おまえに会えんかったがやー

せっかくお前から会いに来てくれたになー

それが、それが・・・・

でも、「ありがたく頂戴します」なーんて
いつもといは違うかしこにまったラインが帰ってきて

何言っとるやーって

声もしっかりした声だったにー

月曜の朝
お前の携帯で電話が
「おおキチ、おはよう、どげしとるー。鮎うまかったかー」


すると少し間をおいて
奥さんだった
「昨夜遅く、亡くなりました。ありがとうございました」

ウソだ、ウソだ、ウソだ
こんなことってあるかや

直ぐにキチの自宅へ駆け込んだ時には
布団に横たわっていて

キチ君、キチ君、キチ君
ようやく会えたなー・・・キチ君
頭をなでても、頬をなでても、もう動かん・・・キチー

奥さんや息子、親父も横にいて
「小島さんの鮎を最後に美味しいって食べました」って

キチ、ありがとうなー
本当にありがとう

いろんなことを本当に思い出すよ

お互いに道楽者で自由人

どっちの嫁さんが幸せか不幸かって
お互いの嫁さんの前で笑わせていたもんだよな

そらーキチんとこに比べたら
お前は幸せだで〜感謝せよー

キチ君・・・「いやいや、それはうちが言うことでしょう」
みたいななー

でもそれは冗談じゃなくホントだったわキチ

病気が見つかってからこの間
四六時中、お前のこと思って
着きっきりだったって聞いたで

広島の筏で釣りするときだって
一緒に渡って
エサの準備から
魚が釣れたらその処理
帰りの運転

傷みが慢性化すると
その痛みを紛らわすかのように
行っていたんだって

その気持ち
気力もすごいが
ほんと、キチは正真正銘の釣りキチだわ

でもなー
奥さんもすごいで

奥さんになー
あんたもえらかったねー
ほんとよう頑張ったわーって

釣りもだいぶんうまくなったなーって言ったら
「そうだよー」
「特にチヌを〆させたらプロだよ」

ほんと、ここまでようやってやったわ
なかなかできることじゃないで〜
すごいと思うわ

そしたらなーキチ
奥さんどういったと思うや

「吉郎さんはそれほどの人でした」ときっぱり言ったで

やーまいったぞ
降参、お前の勝ちだわ

言った奥さんもすごいけど
言わせたお前もすごいで

お前がらみで
おれ、初めて感動したわ

そして息子の卓も立派になったなー

喪主としていい葬儀を
やったで

あいさつもさすがお前のDNAだわ
役者、役者

いつも反発していた卓も
おやじの背中を見て育ったんだのー

「友人は財産だって」

会場にあふれんばかりの弔問客

「父が残してくれた財産はみなさんです」って
卓が言ったわ

またまたここで
お前がらみで感動したがや


キチ、お前の話は尽きんわ

向こうには山ちゃんもいるはずだから
先に行っといてくれ

最新のドクロを手土産に
おれもいずれは行くからな

その時はまた一緒に釣りに行こう

ほんじゃー少しの別れだ

安らかに・・・合掌

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コメント(4件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


岩成さんへ

キチくんからよく聞いていましたよ
こちらこそよろしくお願いします

by G1 ( 2015-09-05 23:05:09 )

小島さんはじめてでは、ないと思いますが
先日の葬儀でもお見かけしましたが話し掛けれませんでした。
僕は、高校の同級生で釣り友達でも有りました。
機会が有れば、吉朗話や釣り談義をさせて下さい。

by 岩成 ( 2015-09-05 15:03:30 )

キチさんをお悔やみいたします。私も釣りの師匠を約1年前になくし、師匠手作りの形見の撒き杓で、今回お世話になりましたマルキューM1カップに初めて参戦させていただきました。とてつもない世界を体験させて戴きありがとうございました。検量対象魚すら釣れないうえ、愛竿の穂先は折れるし、どうしょうもない私を師匠も笑っとられるでしょう。釣りは最高ですね。

by チーム釣吉 ( 2015-09-05 06:11:18 )

よく小島様のブログに登場してたキチくんが亡くなってたなんて…
友達が亡くなるのは本当に悲しいことです
ご冥福をお祈りいたします

by いずも ( 2015-09-04 11:00:30 )


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エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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