島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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釣り紀行・・・釣行紀 - 2014年2月のエントリー

釣り大会の参加や開催、プライベート釣行の様子を紹介します
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    2014-02-25 | 釣り紀行・・・釣行紀

男女群島、ハナグリ島、中ノ島へ


2月21日、22日、23日で男女群島へ行ってきました

今シーズ初めての男女遠征ですが
初めてで、今シーズン最後でしょうかねー

今シーズンは週末が近くになると大シケにみまわれ
なかなか行かれなかった方も多いはず

みんな思いは一緒なんですねー

この週末の天気は絶好とあって

大方の男女許可船は全船集合

男女遠征常連組も全員集合って感じでしょうか

(あじか磯釣りセンターにこんなんが出来ていてびっくり)



(安全と大漁を祈願して出かけました)






あじか磯釣りセンターだけでも
前日に出船した2隻

私たちと同じ21日出しは
ヘラクレスとカイザー2隻
どの船もほぼ満杯ですから
130人ほどが男女へ向かったことになりますね

今回私たちはカイザーの山見船長にお世話になりました
操船はもとより
荷物の積み込み、積み降ろし
あれだけのクーラーの氷入れなど
ポーター一人しかいませんでしたから
働き者の船長さんという印象です

私もいろいろな男女渡船を利用してきましたが
それぞれに特徴があるものです

特に鮮度良く魚を持ち帰りたい私にとっては
氷のこまめで十分な補給はありがたいですね
あじかさんは一番よいように思います

(出港前・・・男女遠征の装備はこんな感じ)
80Lクーラー2個
タックル用のバッグ1個
食糧関係のバッグ1個
マットや着替え、寝袋など休憩用はトートバッグ1個
(2日目の夜のみ磯上げしますが、今回は使いませんでした)
ロッドケース
バッカン類は36センチ、40センチをコモクールにIN
エサは砂袋に5分割

初日に使う餌は、バッカンに作っておくと
すぐに釣りができますね・・・14時出船は到着すぐに夕マズメですから

そして、ここ男女行きの港でも
懐かしい顔が続々と

八釣会を率いる山元八郎さん

延岡のがまや東レの大先輩テスター、橋本敏昭さん

それぞれにあいさつを交わして

そして、そして
今や男女群島=釣り人・・・のどの名人よりも
その実績や尾長シーズンの釣行回数
そして毎回ご夫婦で仲睦ましい釣行記が話題の
「磯遊人」こと熊本の井上ご夫妻

今回の一番の収穫は
井上さんからのアドバイスがいろいろ聞けたことでしょうか
今後の男女釣行の参考にしたいと思います
ありがとうございました


八釣会メンバーさんは
ヘラクレスを貸し切りで
一足先に出港


私たちは定時の14時出港


船はそんなにゆれませんでしたけども
ややスローペースで男女へ到着

(男島 ノコギリ)


メンバーは
毎度のヨシ先輩とG1の塚ちゃんで3人

どうしても3人上がりは釣果にムラが出るので
私は1人で上がることにしました

(男島 真浦立岩 )


(真浦の4番をバックに・・・男女へ来たぞー)


(中ノ島方向)



(中ノ島 吉田の2番)
橋本さんが70センチオーバーを釣られたところで、
どの辺で釣ったんですかー・・・などとお話ししながら・・・・


(帆立岩、佐藤瀬、SOS、仲尾瀬など)



天気良好なので
西磯を期待していましたが
釣り人が多いことと
やや風、波があることなどから
ハナグリの東磯「オニギリ」の水道側へ
石ちゃんと一回上がったことがありますねー
ずいぶん昔ねー
鳥島が時化て男女まで帰ってからの磯上がりで
ぜんぜん釣れなかった記憶がよみがえります


すでに夕暮れ時で
早々に夜釣りタックルを準備して
釣り開始
我夢者3号
道糸8号
ハリス8号

期待した夕マズメは不発に

本格的に夜釣りに突入しても
本命のアタリがないまま時間が経過

コマセが十分にききはじめたのか
夜釣りのエサとりの定番
ミナミハタンポが入れポンに

同じ定番エサとりのアカマツカサよりは
まだましですけどもねー
(後でその理由はお話ししますけども・・・トホホー)

タナを変えてみたり
少し沖を流してみたり
底瀬付近を攻めたりと
いろいろやってはみますけども
来ませんねー

しかし、ここであきらめてはダメなんですねー
休憩している途中でも
コマセを入れ続けていくことが重要です
本命が寄ってくると
エサとりがさっといなくなりますから
これが時合いの合図です

すると突然でしたねー
ドッカーンとー

我夢者3号でためていると上層をいっきに沖へ
この引きは・・・

ダルマだわー

こいつはですねー
馬力だけはものすごい

暗目でもライトなしでタモ入れ成功





でも重たいですからねー
亀の手などに網がひ掛かって
なかなかあげるのに苦労します

そしてこれを皮切りに
本命尾長グレがー

型は小さいですがねー
口太混じりでグレが釣れだしました

最初は船着け付近の比較的水深のある
場所を狙っていましたが

潮が満ちてきたので
ハナグリ本島との水道向きに
底が見えるほどの浅場ですが
夜尾長は意外とこういうとこがポイントです

すると切り替えてすぐにアタリがー
やっぱりね

もしかしてここが本命ポイントかも・・・
前回はここを狙わなかったかも・・・

夜明けまでコンスタントにアタリが続いて
ドンゴロスはスタンディング

それでもですねー
型が小さいんですよ
50を超えるようなサイズがいないんです
すべて振り上げて
玉網の使用はナシ

尾長でも30センチ台も

年々小型化しているんでしょうか

夜釣りであまり釣れた記憶がないですもん

昼の口太も30センチ台が多くなりましたですねー
(2日目に釣ったものはすべて放流して帰りました)

2日目、8時見回りは
準備をしておいて磯替わりします

塚ちゃんたちは
同じハナグリ島の「貯金箱のハナレ」

見回りに行くと
2人とも二つのドンゴロスがスタンディング
釣ってましたねー

しかしここも尾長中心ですが
デカバンはいなかったようです

2人は2日目の夜もここでやると言って
居残ることに

次は60オーバー釣ってよー
・・・ってここでお別れ

私の次の磯は・・・

別のグループを「SOS」に降ろして

そして船長から
「小島さん チョンボやってみる?」って声がかかるも

(後で別の釣り人が上がっていました)


そのまま夜釣りもできるポイントをリクエスト

「中ノ島」周辺に来ているので
「テルチャン」辺りで出来るところはありませんかねー

すると任せたとばかりにOK・・・船着

「テルチャンの1番」か?

到着後、朝食をとって一休み
せっかく西磯に出れたので
昼釣りもスタート

(左手方向は仲尾瀬、荒磯カブリ、佐藤瀬が見えます)
(左手奥は大きなワンドになっていて夜釣りの好ポイント)



コマセを入れてしばらくすると
グレらしき波紋が見えます

浮いてる、浮いてる
どうやら口太ですねー



2ヒロの完全フカセを投入すると
すぐにアタリです

昼でも尾長が出そうなポイントですが
全て口太
40センチオーバーのみキープして
昼の見回りでドンゴロス・・・スタンディング
数はそこそこ釣りました

(昼釣り唯一の尾長グレ)



期待は夜釣りですが
すぐ沖を口太の湧きグレが



釣り人のサガですかねー

持って帰れないことが分かっているのに
釣らなければ気がおさまらない

夜のデカバン狙いのためにも
ここは少し休んでおいたほうがいいのにねー

次の見回りは16時
どうしたことか
船長、このままの夜釣りに難色気味???
天気か?
あんまり実績がないのか?
足場が悪く1人夜釣りが心配なのか?

(かなり斜めになっていて、ツルツルしていてじっと立っていられません)
(バッカンの間のくぼみが足場です)


もっとよかとこがあるとー・・・と
思わず博多弁で聞きたくなりますがねー
このすぐ裏のワンド側は
過去にやったことがあるんですがー・・・
足場もいいし
ここならいいですかーっと返すと・・・

「まーやってみるとばい、よかとー」っとOKが
天気は良好
風、波も穏やかですもん

北にかすかに見えるハナグリの「まんじゅう」も
そのまま夜釣りに突入してるし・・・

(とんがった島との間の小さな島に人影が・・・「まんじゅう」)


(後にその二人組、竹友会の岩根会長らでした)
(尾長の入れポンと会長は60アップの釣果はさすが)


そして待望の夜釣り開始
狙いを定めたポイントは
タナが張り出しているので
その棚の上で食わせて
いっきに取り込む作戦で・・・

我夢者は3号から4号へ変更
道糸は8号そのままにハリスを10号へアップ

夕マズメは
40アップのイシダイと口太
尾長は不発

完全に夜釣りに入ると
今度は一番厄介なアカマツカサの猛攻

入れても、入れてもすぐにこれがー


こいつは面倒なんですよ
来るたびにハリスをガサガサにするので
毎回、毎回ハリを結び直します

これが20回も続いてごらんなさい
それも2日目の夜
ここで大概は心が折れるものです

それでもですねー
塚ちゃんたちが
貯金箱のハナレで
また爆釣りしていると思うとねー
それだけがモチベーションとなって
がんばれましたもん
(しかし、2日目は不発だったそうです。わからんもんです)

この時の潮周りでしょうかねー
ここでも遅くなってから突然・・・来たー

強引に竿を絞り上げて
たえる、たえる
それでもラインがー

締め上げていたドラッグが
ジジジー
止めようと手を当てると
摩擦で熱くなっている

我夢者4号は強いですわー
相手もひるんで沖でジャーンプ

はい、ダルマです


昨日のよりもちょっとデカイかも
80センチ弱かなー
それにしてもすごいパワーです

すると尾長ですねー
パターンです



辛抱した甲斐がありました

贅沢かもしれませんけどねー
やっぱりここは男女

狙いはロクマル
夢はナナマルですもん

アタリも散発

ドンゴロスは
ややスタンディング

4時の見回りはそのまま見送って
朝マズメへラストチャンス

・・・がー
小型の尾長グレを2尾ほど

後は口太ー・・・放流ー


やー・・・出ませんでした


今回は天気も良好でしたから
みなさんのクーラーはどれも満タン

別船でしたけども
山元名人は
60オーバーを含む大釣り

大サメ瀬に行かれたそうですよー
さすがは別格

井上ご夫妻も
吉田の1番(クズレ)で通して
58センチを頭に尾長の大漁



まだまだ3月もよさそうですがねー

やー
スイッチONですけども

今シーズンは無理かなー
どうかなー

帰宅したのは23時
すぐにまずは
魚の処理です

(尾長とメダイ)


(口太とイシダイ)



美味しく食べてもらいたいですから
全ての魚の内臓とエラを取り出して
きれいに

(23時に帰宅して、翌2時までかかりました)


今回は一人でウロコの処理まではできませんでしたー

月曜日はもちろん仕事です
職場のみなさんにも
持て帰ってもらいました

美味しく食べてねー


【夜釣りタックル】

竿:    がま磯 我武者 3号、4号
リール:  リョービ フィッシングサファリ 5000
道糸:   東レ 銀鱗 ビッグ ゲーム 8号 200m
ハリス:  東レ トヨフロン L-SE 8号-10号 2ヒロ
ウキ:   竹下ウキ 16センチ 6B 
ハリ:   がまかつ 夜釣り王 6号-8号
その他: ガン玉 3B×2個 ちもとホタル、ルミコ(グリーン)

【昼釣りタックル】

竿:      がま磯 マスターモデル尾長 MH
リール:   リョービ メタロイヤルVS 3000ZM
道糸:    東レ 銀鱗 SS NEO 4号 150m
ハリス:   東レ トヨフロン XXガイア 5号
ハリ:    がまかつ 口元尾長 8号
ウキ:    竹下ウキ14センチ 0

【コマセ】

オキアミ生6キロ
地アミ4キロ
マルキューグレパワーV9×1
パン粉1キロ

以上を×5セット

【サシエサ】

マルキュー くわせオキアミスーパーハード BIG L
        オキアミ生、オキアミボイル

 




































25563 count

コメント(1件) (このエントリーでは現在コメントは受け付けていません。)


男女群島の釣果素晴らしいですね。
質問ですが、夜尾長の仕掛で、ルミコを使用しておられますが、これはどのような効果を狙ったものなのでしょうか。また、使用する際は、どの位置に付ければよいのでしょうか。
真鯛狙いでも効果はあるのですか。

by マルチネス ( 2014-02-26 20:00:43 )


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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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