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釣り紀行・・・釣行紀 - 2010年1月20日のエントリー

釣り大会の参加や開催、プライベート釣行の様子を紹介します


    2010-01-20 | 釣り紀行・・・釣行紀

最悪コンビの隠岐珍釣行・・・夜


夜は豊田港の防波堤でヤリイカが釣れるというので楽しみだ

まずは宿に帰って夕食

今回は自由がきくので素泊まり

食事は自分たちでレトルト食品で済ませた

 

私は磯泊まりに慣れているので

なんぞかんぞが手回しがいい

カレーとカップめんが同時に完成・・・「キチ君お先にねー」

 

腹が減ると戦ができないキチ君は次第にイライラ

「おれのガスコンロとやかんを貸してやるけんこれだったら早いでー」

 

それでも待てがきかないキチ君

お湯が沸騰するとすぐにパパッとライスにカレールーを・・・・

「あらーまだ飯が芯があって食えんわー・・・まずー・・・きゃんもん食えんわー」

 

あげくの果てには最初にできていたラーメンものびて汁気がない

 

食事が一段落すると

今度は風呂に入るという

「今からイカ釣りだけん湯冷めしてカゼひくでー」

「そげん風呂には入らんといけんわねー」

「一日くらい入らんでも死なせんわやー」

「きちゃなー・・・風呂入らんかねー」

「ほんなおまえ入ってこいやー・・・少し休んどるけん」

 

満腹になって少しうとうとしていると

風呂上りのキチ君

「早、イカ釣り行くよー」

 

防寒対策を完璧にして

いざ出発

イカ釣りならたいした道具は要らないのですぐに準備完了と思いきや

キチ君もたもたもたもた・・・

「おまえ何しとるやー」

「だって、シーバスもメバルもやらんといけんにー」

またここでどさくれてようやく出発

 

防波堤に到着すると外灯下付近にイカ墨が落ちている

「おおー釣れとるみたいだなー」

ライトの下に小魚が集まりそれにイカも寄るのだ

足場、手元も明るくて釣りやすい

 

準備完了

エサ巻きエギに鶏肉をセット

最初は棚を3ヒロにして放り込むが反応なし

一気に竿2本分に深くしてもう一度投入・・・すると電気ウキが沈んだ

「おい、来たでー」

胴寸35センチから40センチはあろうか

良型が来た

そして当分の間、入れポン

 

キチ君はというと

メバルを釣るだわなんだわで青虫を付けて投げている

「やーおれもイカ釣りがいいわー」

 

すぐにセットして投入・・・キチ君にも来たー

「こらおもっせわー」

 

そして・・・

「こら重いわー・・・でかいわー・・・二つかかっているかも」

「あら、はずれたわー」

すると結んだ糸がほどけて仕掛けがない

「けーなんでこぎゃんことになるやー」

「おまえなにやっとるやー・・・相変わらず笑わせるのー」

「おれの仕掛け貸してやるわー・・・高いでー」

 

そんなこんなで11時ごろになるとばったりアタリがなくなった

どうやら群れが移動したらしい

わたしは次の外灯付近に移動してみようと歩き出すと

キチ君がなにやら騒いでいる

「もう一本のにきとるよー・・・はやはやー」

 

駆け足で戻ってみると

竿が絞り込まれて引きずり込まれそうになっている

危機一髪で手に取ると・・・・???

「あら?根掛かりしとるがな」

 

うんともすんともしない

少し竿を倒して緩めてみると

ラインが出て行く

「何かきとるでー」

 

すると動き始めた

「あららーこら止まらんわー」

何度か逆転されてようやく止まった

じわじわ寄せにかかるがかなり重たい

途中でまた逆転・・・なんだー

魚の引きではないようだ

 

やがて少し沖で浮いて寄ってくる

「ウミガメ?」

いや正体は巨大紅イカ

 

「おい、どうして上げるやー・・・キチおまえ飛び込めー」

「はーあー、冗談でしょう」

するとちょうど地元の釣り人がやってきた

エギンガーで取り込みギャフを持っている

「これでたのみますわー」・・・「いいですよー」

しかし・・・でかさを確認して「これでは無理です。ギャフが壊れます勘弁してください」

 

「どげすーやー」

ここまできたらなんとか取り込みたい

 

仕方がないので

磯まで引きずっていって波打ち際で取り込むしかない

 

時間をかけてなんとか移動成功

それでもまたまた逆転

少し気を緩めると元気を取り戻します

 

大方波打ち際まで寄せたがここからがまた大変

キチ君は知らん顔

竿は離せんし、ここで外れたらおじゃんだし

「どげしてとるの?」

 

キチ君を呼び寄せるにも離れすぎているし

どうせ「おれ気持ち悪くて無理だわー」って言うことは分かっているし

 

うまく波に乗せてゴロタ石の合間に上がってきた

すかさず近寄るとまだいかくしてくる・・・すごいファイト

 

竿は持ったままで小脇に抱え込んだ

「もたー、こら何キロあるやー」

 

小脇に抱えたまんまキチ君のところへ・・・「とったどー」

キチ君「デカ」の一言

 

その後

「寒ていけんわー・・・先に帰るけんねー」・・・とキチ君

最初は「今夜はあったかくていいわー、いいわー」の連発

風呂上りでほてっているだけだに・・・「だらだがー」・・・と思いながらもイカ釣りに没頭

 

「だけん湯冷めするでーっていただろうがやー」

 

その後またアタリが出始めて

私は3時までがんばった

 

宿に帰ってみると

キチ君はご就寝

 

私は夜食のカップ麺をたいらげて・・・さー寝ようかと・・・

するとキチ君の大イビキ・・・これまたすごいわー

これを毎日やられたら耐えれん・・・・これまた「家族はすごいわー」

 

それでもO型の私は疲れもあって眠りについた

 

さー二日目はグレ釣るぞー

 

・・・・つづく


好奇心旺盛な下の娘
「おとうさん、目玉くりぬいてみてー」

「やーでかい、きもい」・・・で、大はしゃぎ

(注・・・目をくり貫いて置いています・・・実際はこんなんではありません)

目方は9.7キロありました・・・デカー

8174 count

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エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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