島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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NEW・G1フィッシング - 2022年6月のエントリー

2017,10,10 リニューアル
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    2022-06-29 | NEW・G1フィッシング

祝;江の川復活祭


記録的な梅雨明け宣言となりましたねー

6月ですよ

この猛暑危険です
水分補給をこまめにとって
体調管理に務めましょう

気になるのはコロナ感染ですねー
ここに来て島根県の感染者が過去最高を更新

マスクするしないの論争もありますけどもねー
確かにこの暑さで不織布マスクはしんどいです

まわりの状況を見回しながら
感染対策も熱中症対策も的確に対応したいものです

相反する課題をどう克服するのか
難しいですがー

みなさまもお気をつけて


さてさて本題ですよー

ジャジャーン
祝 復活江の川

やっと今になってかやーって感じですけども
江の川は解禁して既に1ヶ月以上が経っています

「今年はいいでー」
「まだ6月なのにデカイ、太い」

SNSでも情報が入っていたので気にはなっていましたが
それらの情報に刺激されてようやく重い腰を上げて
向かってみたのが6月25日

釣りの先輩のところで島根県分の年券を購入
「今年は近年になく島根県分のダム上下でどこでも掛かるでー」
「10年振りくらいのことじゃないだろうかー」

そげですかねー
あらーもっと早くこればよかったかなー

そして入った場所は
旧大和村の都賀地区

ここはですねー
わたしが20数年前に鮎釣りを始めた頃に
毎週のように通った思いでの場所

言わばわたしの鮎釣り道場
ここで鮎釣りの魅力にハマったと言ってもよいでしょう

何時こしらえたかわからない古い仕掛けをセット
複合メタル0、2号てシールが貼ってあります

そして久しぶりに使う背針の鼻カンまわり

すでに26cmが釣れたという情報もあったので
半信半疑でハリス2号の針は8、5号

欲深いわたしはバラスのがいやだから
海も川も太仕掛け

ナイロンやフロロにこだわる人もありますが

ハヤハヤ気質でめんどくさがり屋のわたしは
小河川も大河川もとにかくメタル派で

オトリも引っ張ったり持ち上げたり飛ばしたり
瀬でもチャラでもトロでも移動して動きまわり
めんどくさいから仕掛けは切れるまでそのままでやりきります


ロッドは「がま鮎パワースペシャル急瀬9、5m」
これも久しぶりの登場です
なんだかカビ臭いわ

それだけお休みになっていたということです

鮎釣りはその日の1尾目をキープするまでが不安なものです
すると直ぐに来ましたよー

アタリはゴソゴソって感じでしたけども
竿を立てると

ギュルギュルギュリュー
ガンガンガンー
ギューンギューンギューン

久しぶりの急瀬竿がいきなり唸りをあげます
あげたような感触が伝わってきますが正確かなー



デカ

オトリがコマ

直ぐに掛かり鮎を放すと
またキター

デカ、フト


どげだやこれー

一気にスイッチが入りっぱなしになってきたー
のぼせにのぼせて釣りまくります

掛かります

魚がデカくて太いので
引き舟の中の鮎が窮屈そう

このペースなら100尾いくかもとがっしょでやりますが
10時頃から強風がー

川上から吹くものですから
取り込みがしんどいしんどい
時間も掛かります

身体もバキバキ、ギシギシ
それでものぼせてやって
強風で強引に竿を操作してグリップを握りつぶす始末

夕方までしっかりやって
良型ばかりを80尾

やりましたー

すばらしいー江の川
ありがとうございます


いったん家路について
鮎を冷凍処理するのにくたぶれました

深夜寝ていて足がつるー

それでも早朝に目が覚めて連チャンです

友カンに数尾のオトリ鮎を入れて川に沈めておいたんですよ
そしてふたを開けてみると・・・

なんだーこれー

ミステリーだー



大ナマズが入ってるじゃないですかー

だれかのいたずらかー?

というのも入り口をよく通れたものです
かなり太いですもん

こんなことってあるんですねー
鮎を狙って入ったんでしょうが
食われてたかなー?


2日目も強風で難儀しましたが
ペースを落としながらも掛かります

デカイです
太いです


2日目は59本



ほとんどは冷凍保存して
お魚会員さんに配りたいと思います

久しぶりの江の川鮎なんで
試食してみたんですよ

うまい

最高にうまい

渇水でコケがどうかと思いましたが
すでに脂がのった感じでこの太さですからねー
食べごたえもあるし
まだ皮は柔らかいのに身はホクホクで

これは自信をもって差し上げることができますねー

福岡の野球娘にも送ってやらなきゃなー

ここ近年は豪雨災害で
中国太郎の愛称で呼ばれる暴れ川は
ちょっとマイナスイメージでしたでしょうか

毎年のように繰り返される豪雨被害に
治水対策や復旧作業が課題にもなっています

あの川幅を10mある堤防を越える水の恐怖
周辺のみんなさんにとっては驚異となる自然です

それでもこのように素晴らしい鮎を育んでくれる江の川

異常な梅雨となりましたが
この反動で豪雨災害が襲来しないかと心配でなりません

そしてこの鮎が9月まで生き永らえて
久しぶりに尺鮎の期待が持てますことを祈っています

楽しみです




さてさて
今回は久しぶりの江の川釣行とあって
古るーい仕掛けでやってたもんで
鼻カンのゴムが劣化していてオトリが吹っ飛んだり
何度かトラブルもありました

次に向けて鼻カンまわりを作ってみましたよー

江の川には江の川の師匠がいましてねー
師匠直伝の鼻カンまわりです



わたしは何でもまずは師匠の完全コピー
その後いろいろ経験するなかで
自分の手向きや釣り方などから
自分流にアレンジしていくやり方です

この方が四の五の言うよりも早いですもん

まずは師匠を持つことがキモなんです
うちのJr.にも言うんですが
最近の若い人は何でもネットですかねー

市販品ではダメですねー
特に江の川となれば
江の川仕様の道具立てが必要だとわたしは考えています



背針仕掛けの場合は
中ハリスはフロロで1、5号
鼻カンは7、5号
がまかつV2背針
編み込みでオトリのサイズによって遊動式
サカサ針はがまかつピットサカサの3号か大鮎対応
2号ハリスで8、5号~9号の3本イカリか9号のチラシか

今のところはこんな感じでしょうかねー

水中糸はメタルなら何でもいいんですが
0、2号を使っています
今のラインは強いですから0、1号くらいでもいいんでしょうけどもねー

付け糸はナイロン0、8号

メタルは伸びがなくてかえってバラシやすいという人もありますが
付け糸や天井糸などに磯用のソフト系のナイロン道糸を使えば
適度に伸びるのでいいクッションになりますねー
それに竿が弾力がありますもの大丈夫です

それよりも伸びすぎて
オトリ操作がめんどくさくなったり
引き抜きが手前で着水落下したり
振り子で返しが利かなかったり
トラブルが多くなる印象です

わたはこの仕掛けで
だいたい2号オモリまでの流れに対応して釣っています

「ホバーリング釣法」って自分で命名していますけども
これがですねーいいですね

今回も久しぶりでしたけども
この釣法が炸裂しました

自己満足
自画自賛



それ以上の急流や荒瀬に対応する場合は
ハヤハヤの時はそのまま背針仕掛けにオモリを打ったりしますが

オモリ専用仕掛けでやります

特に荒瀬での釣りや
9月の大鮎、尺鮎狙いになると
オモリ専用仕掛けでやることが多くなります

だって鼻カン仕掛け(付け糸通し)や
ハリスは2号以上で2、5号や3号も使いますもん

つけ糸がねー
1号以上になるとこの抵抗を消すのに
どうしてもオモリ使いが必要になるんですよねー

このオモリ仕掛けもですねー
市販品にはないので自分でこしらえますが
背針仕掛けに比べればシンプルで簡単ですね
鼻カンとサカサ針を付けるだけです

メタルラインは最強の0、4号
付け糸、鼻カンは通しでフロロの2号~3号
メタルラインから下の長さを1mくらいとるのが特徴で

オモリを打つ位置をオトリからかなり離したり
いろいろ位置を変えてやります

掛け針は10号、11号のチラシがメインとなります

こうなると竿は荒瀬クラスで
取り込みは振り子でぶち抜くことが多くなります

なまった身体をもう少し江の川仕様にならして
ガンガン荒瀬にも挑戦してみたいと思います


久々だというのに
語りだしたら止まりませんがー

わたしの悪い癖

熱中症に気を付けて
がんばっていきましょう



やあーこれにはビックリしたー

6001 count

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エントリー履歴

プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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