島根、鳥取を中心とした釣り情報を掲載。小島一文のG1フィッシング。


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    2023-02-14 | NEW・G1フィッシング

2週連続隠岐島前フジヤ瀬・・・今回は磯泊まりで


この土日は穏やかでしたねー
天気もいいし暖かいし土日だし

磯泊まり釣行にはまたとないチャンスです

2週連続になりますが
わたしもいてもたってもいられなくて

急遽向かいました

三度や知夫方面も気になるところですが
今回も浜吉丸さんにお世話になりました

場所ですけどもねー
今回は凪の予報でしょうー
たぶんどこでも上がれると思います

それでも磯泊まりで夜釣りとなるとですねー
足場がよいところがいいです

直ぐに思い浮かぶのが「高崎鼻」なんですが
やっぱり人気磯ですねー
すでに希望者があって断念

うーんここで夜釣りかーとも思いましたが
2週連続の「フジヤ瀬」へ挑戦しました

(東向き)


前回久しぶりにフジヤ瀬へ上がったことをきっかけに
その前はいつ上がったかなーって調べてみたら

2016年2月5日と

2016年2月11日と

この年に2週連続で日帰り釣行していました

それ以来だったんですねー
8年ぶり?

(中央付近)


画像は東向き、中央の足場付近、西向きに撮った画像です

初日はサラシが適度にあっていい感じですねー
期待感はありました

ありましたってことは・・・


そうです
期待は外れたってことです

やあー苦戦しましたねー

沖には本命潮が西から東方向へ通っていて
その引かれ潮がサラシとともに伸びていましてねー

ここの本命潮といってもいい状態

これで何で食わんの?

(西向き)


釣果は後程紹介するとしてー

今回は泊まりですからねー
上の段まで荷物をもって上がります

約5mはあろうかという断崖絶壁をよじ登れば
上は広いですねー
安心して居れます

問題はこの断崖を上り下りするときですねー
特に荷物をもっての下りが怖い

しかも夜ですからねー



そこでもしかしてと思って
フジヤ瀬をイメージして
20mほどの丈夫なロープを
追加で装備品に加えておいたのが大正解

オレンジのやつなんですが
画像で見えますかねー

くくりつけるのにちょうどよい岩があって
これから垂らしておけば大丈夫

これがあるとないのとでは
上り下りの安心感がぜんぜん違います

実際に安全に行き来できてよかったー

やや時化ていれば
全ての荷物を上げなければなりませんが

今回は凪ぎもよく
ますます穏やかになっていく予報だったので

タックル類やエサ類は下の段においたままにしました

これらもそれぞれにロープで岩に繋いで
落ちないようにします


このように想定して準備して
注意していたつもりでしたが

磯上がりして渡船を見送り
ロープをセットしに最初に上の段へ移動中に

あららららー
食料やマット、寝袋、コンロなどが入った
トートバックが落ちて流されてしまいます

まだ近くにいた船長に電話して直ぐに回収してもらって助かりました

他のお客さんにも協力してもらって
本当に助かりました

この場をお借りしてお礼申し上げます
ありがとうございました

それで上の画像では
濡れたものを干してあるんですよー

携帯電話があればこそですけども
まだ直ぐ近くに船がいたのもラッキーでした

ああーやばかった
まだまだ注意が足りないということです・・・反省

毎回、反省ばっかりです



さて、釣りの方ですが
前週と同じようなアプローチで攻めますがダメですねー
エサ盗りもいるにはいるんですがこれも反応が鈍い

前日までの数日が東風、雨・・・水温の低下が予想されます
これまでの経験上
単なる水温の低下だけではなく

冬から早春にかけての東風後の日本海は
潮が澄んで色目的にもよくないんですよねー

これが魚の活性に影響すると思います


足下にいいサラシのぶつかり合いができますので
ここも攻めるのですがねー

釣れるのは25センチ前後の小型のグレのみ

どうしてもこれまでに実績がある
右の瀬際が気になってアプローチしますが
ここはデンボが多いですねー
うまくグレの棚までサシエサを送り込ませることができません

グレも浮いてきません

なんとなんと
11時までめぼしい釣果がありません
かなり焦ります

どうしたものかと

そして今度は左側の大きく伸びるサラシの先端付近を攻めます
大きく遠投してサラシを回し込むように馴染ませていくと
待望のアタリです

竹下ウキがススーと消えていきました
竿を立てるとかなりの重量感
耐えて耐えてそれでも我慢してラインは出しません
ゆっくりこっちを向くのが何となくわかるように
じわーと相手が突っ込むのが止まります

やったな!
これは良型の魚だわ
グレなら50オーバーかという重量感

強引にラインを巻き込んで
竿の胴にのせたままそれでも巻き込んでじわじわと浮かせます

ありゃーこれは真鯛かも

海底に白い物体が光ります
これは真鯛だわ

でも良型だぞー

そう思った瞬間竿先が跳ねてその白い魚体は
しばらくゆらゆらと見えていました

くそーやられたかー

頭を振ったときに針が折れてしまいました

針も焼きの加減で折れにくくすると曲がって伸びるし
伸びないようにすると折れやすいし難しいところですが

掛かりも悪かったのか残念

めぼしい釣果がないまま午前の部があっという間に終わります
苦戦だわー

いろいろ考えられる手をつくして
午後の何時だったかなー

やっときました本命が



よかったよー

目標の40cmオーバーがなんとかではありますが
釣れてくれました

ほんとよかったよー

棚は竿2本くらいです
やはり左沖へ大きく遠投して
馴染ませながらじわじわとマキエが効いていると思われる
エリアまで戻してきて誘いをかけます

というか
わたしの場合はほとんど竹下ウキに誘導を任せる感じですけども
ウキにナビゲーションさせるというかですねー

ほんとにいい相棒ですわー

そしてこのパターンで40cmちょいの口太がもう1尾

これは16時過ぎてましたかねー


すると浜吉丸が日帰りのお客さんの回収前に寄ってくれました

予定では簡易クーラーがグレで満タンになっていて
船に残しておいた大型クーラーに移しかえしておくところですがねー

船長にフジヤ瀬でこのまま夜釣りのOKをもらって見送りました


その後夕マズメに来ましたねー
42cmと39、5cmかなー
釣ったときは40あるかと思いましたがちょっと足りなかった

尾長が食いついてきました
これもほんの一瞬の時合いで
数が伸びません

夜釣りは道糸6号、ハリス7号、針10号
竿はマスターモデル初代尾長XH

磯際を攻めますが
ボッコの入れポン

ボッコの活性はいいですねー
夜になると隠れ家から出てきて一気にエサを食うんですよねー

型もいい

20尾は釣りましたかねー

沖に仕掛けを出して
底付近まで探ってもみますが
これには無反応

サシエサが無傷で上がってきます

22時頃まで頑張ったところでギブアップ
食事をこしらえて腹一杯食べて
寝袋にもぐり込みました

翌朝は4時に起きてカップうどんをかき込んでから
夜釣りを再開しますが
ダメですねー

めぼしいアタリがないまま夜明けをむかえます

ベタ凪です

この日は潮の流れも乏しくサラシもなし
ますます厳しい展開です

朝の見回り時に
「帰りは昼の便もありますよー」

予定では2日目も最終までやって帰るつもりでしたが
わたしにしては珍しくギブアップ

11時に納竿としました

(あららー画像を撮るのを忘れていたら
  もう親父がウロコ取り作業していましたー
             見苦しい画像ですいません)




40cm級のグレはこの4尾

あとは画像がないですが
25cm~35cm級のグレが10数尾
ボッコ(カサゴ)20数尾
イサキ2尾
デンボ5尾
フグ2尾

以上の釣果でした

船長曰く
他のお客さんも厳しかったようです

驚いたのは
わたし以外にも磯泊まりのお客さんがおられたことです

天気もよかったですからねー

どうやら高崎鼻の日帰りのお客さんと
入れ替りで上がられていたようですが
同じように厳しかったようです

次は三度エリアや知夫エリアも挑戦してみたいですねー

また当分海のご機嫌が悪そうですけどもねー
いろいろイメージしてチャンスを待ちましょう








いろいろなタイプを
このくらいは持っていきます

この内使うのは昼釣りで2、3本、多くて5本くらい
夜釣りでは1、2本ですかねー



今回はマキエも遠投してみましたが
苦戦しましたねー



隠岐の昼釣りは尾長のM
これ最高!



今回の夜釣りでは
東レが新開発した
太号柄ナイロンライン XOギガンテックの
6号プロトラインを使用してみました

大物フカセ用に最適です




一般発売は今年の夏ごろの予定といいますから
待ち遠しいところですが

これまで東レになかった(過去にはあったけど近年)
磯釣り用の太号柄ですからねー

待ちに待ったと言うところでしょうか


下の画像にある
アイサイト系の太号柄も合わせて発売されます

XOは張りがありやや硬めのセミサスペンド

アイサイト系のギガンテックは


とにかくソフトでしなやか
今回の使用はありませんでしたが
開発から携わらせていただき

タルカゴの釣りに特化したラインと言ってよいほどの仕上がりです

これについては
タルカゴの釣りの紹介に合わせて
詳しくお話ししたいと思いますねー


二つの異なるタイプのラインを
釣り方やタックル
様々なシーン
そして釣り人の好みによって
選べるのもいいですねー

どちらもラインの精度は折り紙付きですから
信頼して使っていただけると思います

発売までしばらくお待ちください


4797 count

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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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