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NEW・G1フィッシング - 2019年11月19日のエントリー

2017,10,10 リニューアル


    2019-11-19 | NEW・G1フィッシング

荒れたときのタモ入れについて


次のような質問をいただきました
ありがとうございます

「海が時化て
少々荒れ模様の時
またはウネリが高いときの
タモ入れがうまくいきません
なにかよいアドバイスはありませんか?」

というものです


タモ入れについては
「自分ですくう」ということを
お話ししたことはありましたが

このように具体的な質問ははじめてのように思います

そうです
大物とのやり取りのクライマックスで
とれるかとれないかの重要なところです

わたしは単独釣行が多いこともありますが
同行者があったとしても
または昼、夜、海の時化具合にかかわらず
すべてのタモ入れは極力自分でやるようにしています

タモが遠くに置いてあって
近くまで持ってきてもらうことがあっても
最後にすくうところは自分でやります

今回の質問にもあるように
確かに海が時化模様だと
なかなかうまくいかないことも多いです

ミスして大物を逃したり
かなりの時間を要することもしばしばです

しかし
一人ですくう理由として
大物をタモ入れで逃した場合に
同行者に気まずい思いをさせたり
自分としても後悔したくないし
すべてを自分の責任でやりたいというのが
まずはありますね

もうひとつは
わたしの考えとして
自分でやる方が「うまくいきやすい」
「成功しやすい」ということです

特に時化てウネリがあるような場合は
一瞬の呼吸というかタイミングが重要ですから
なおさらなんです

「魚の頭からすくう」というのは基本ですが
言うのは簡単ですけども
時化ているとこれが難しいのですよ

コツと言いますと
頭を網の方へ誘導して
一瞬のタイミングを見計らって
「ポン」とテンションを緩めてやると
魚の方から網へ突っ込んでいきますから
そのタイミングでさっとタモを引き上げるのです

言うと簡単そうでしょう

いやいや
これはですねー
数を経験して
なれるしかないと思います

やり取りなどもそうですが
一度できていたからといって
いつもできるとは限りません

足場や条件的なこともあるでしょうし
普段からトレーニングが必要です

わたしも
シーズン中で釣行を重ねる度に
だんだんうまくいくようになりますが
久々だったり
シーズン序盤はうまくいかないものです

とにかく数をたくさんこなして
反復練習をするしかないのです

そして次は道具の良し悪しです
タモの柄は少々重量はあっても
たわみが少ないしっかりしたものがよいでしょう

特に先にいくほど細くなっているわけですから
この先から1番、2番がよくないとダメなんです

長さが長くなるほどたわみが大きくなりやすいので
わたしは5m前後までかなーと考えています

がま磯 たもの柄 GPR 550 パワータイプ
を使用していますが
しっかりしています
廃盤になったのは残念です

現行モデルとしては
がま磯マスターモデル2 Hタイプが気になっていますが
たもの柄としてはかなり高価なものになっています
わたしもまだ使用したことはありません


次に枠です
枠の直径は60cmを使用しています

ワンピースに越したことはありませんが
60cmともなれば移動にかさばるので
軽量でしっかり固定できる折り畳み式を使用しています

昌栄 ウルトラフレーム極 60cmを使用しています
70cm、80cmという規格も
あるにはありますが
強度、たわみ、扱いなど総合的に考えて
60cmまでと考えています


以外と重要なのが網です
ある程度の深さがほしいですねー
網が深ければかなりの大物にも対応しやすく
一度入った獲物が飛び出しにくくなります

素材は硬いナイロン製で水切れのよいもの

わたしは60cm枠に70cm用の
ワンランク大きめな網を入れて深さを出しています
これでメーター級の獲物も入ります

網も昌栄の極シリーズを使っています




この画像はベタ凪ですけどねー

網に入っているのは90cmの真鯛です
先の方までほとんどたわみがなく
シャキッとしていますでしょー

網も深さがありますから
このサイズでもスッポリinしているのが
おわかりいただけると思います

よい道具を使いこなして
「反復練習」あるのみです












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プロフィール

G1-KOJIMA
◆1963年生まれ。
◆島根県松江市宍道町在住。
◆血液型O型。
◆所属(クラブ、団体)
 G1トーナメントクラブ
GFG (島根支部
 TFT・MFG
◆メーカー所属
《フィールドテスター(モニター)》
 がまかつ
東レフィッシング
マルキュー
スワンズ
竹下ウキ工房
武工房

グレ・チヌのふかせ釣りからマダイ・ヒラマサのカゴ釣りまで磯釣りならなんでもこなす。夏はアユ釣りに夢中。
 
 【自己記録】
尾長グレ63.5センチ(男女群島 男島<昼>)
口太グレ51.5センチ(日御碕 とも島)
アユ31.4センチ(江の川 作木村)
マダイ95.0センチ(隠岐島前 西ノ島 冠島)
チヌ57.5センチ(隠岐島前西ノ島 センス)
コイ105.5センチ18キロ(宍道湖 宍道町 潜水道路)
ヒラマサ80.0センチ4.3キロ(大社町宇龍 おばしま)



【釣りの魅力とは】
「釣りは少年の心で」をモットーに西日本各地の磯や河川を釣り歩く。
少年の心とは、幼少のころ遠足の前夜に、
わくわくドキドキして眠られなかったその気持ちです。
釣りは何度行っても、何年やっていても、
この幼少のころの気持ちを忘れさせないところに魅力があります。

G1とは「グレード・ワン」の略であり、最高の等級を表します。
釣果の多少や大小よりも、そこへ行き着くまでのプロセスを大切にし、
その時、その釣人が得た結果を「最高のものであった」と
評価する価値観をいいます。
価値ある釣果(G1な釣果)を得たときのよろこびと
感動を忘れることなく、
釣りはいつも少年のように、
純粋で無垢な心で取り組みたい・・・。

 





 

 




 

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