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    2017-06-21 22:27:29 | おーい!中村です!!

招くべき客か


 最近、外国人観光客の誘致や対応が話題に上ることが多い。現実に外国人観光客の数は急激な伸びを示しており、都市部の観光地などでは聞こえてくるのがほとんど外国語ばかりという状況もある。

 外国からの観光客によって経済が潤うのは良いことで、国を挙げて誘致に取り組むことは結構なことと思う。

 一方で不安な面もある。
 すでに、外国人が激増し、それに受け入れ態勢をシフトした結果、期待したほどの売り上げの伸びや持続がなく、さらにはこれまでの客層が逃げてしまったという店もあるらしい。ブランドイメージを維持するためには、来て欲しい客層を選ぶことも必要になる。よく言われることだが、お客様は神様ではない。
 地域によっては、人数は伸びても収益に繋がらない場合もある。大山は韓国からの団体登山が随分あると聞くが、船中泊で登山し、その日のうちに帰ってしまう登山者が増えても、経済効果はほとんどない。儲けるのは韓国の旅行代理店と船会社だけだ。これは極端な例だが、利益があがる商品がない段階では、誘致がうまくいっても受け入れ地には負担だけが大きくなるケースもあるだろう。

 そのようなマイナス面ばかりを見ていたらチャンスを逃してしまうので、どのように受け入れたら良いかということに知恵を絞る方が建設的だろう。
 受け入れ方については、外国人を特別にお客様扱いすることばかりが正解ではないと思う。阿蘇だったか、外国人で賑わう民宿があるそうだ。外国人間の口コミ(SNS)で繁盛するようになったそうだが、大将もおかみさんも外国語はほぼできず日本語で対応するのみで、日本人の宿泊者と同じ扱いらしい。それでも大人気だという。都市部のホテルではそれは通用しないだろうけど、地方にわざわざ足を運ぶ旅行者は、特別扱いを求めているわけではない。日本的な風景のなかで、母国語が通じない体験がすでに彼らにとっては特別なことで、それを楽しんでいる。

 この先、外国人観光客の動向がどうなっていくのか予想もつかないが、落ち着いて状況をみながら、無理のない範囲で対応するのが無難だろうと思っている。

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