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    2013-11-19 22:57:02 | おーい!中村です!!

益田海岸の“まっすぐ”


益田市の海岸を走る山陰本線の車窓から、海中にまっすぐに延びる岩の列が見えます。
益田市街の東側、遠田地区の海岸です。
まるで、海中に延びる道のようで、人工物のように直線的です。
先日、久しぶりに列車に乗った折りに車窓から見て、以前に写真を撮りに行ったことを思い出しました。
下がその写真。


海岸見ると、車窓よりも低い分、見え方がぱっとしないのですが、それでも海に延びる石の列がわかると思います。
こんな列が何本も海中に延びています。

そばまで行って確かめてみると、これの正体は玄武岩質の岩石からなる岩脈。
大昔に、岩盤の亀裂に沿って玄武岩質のマグマが貫入した痕跡なのです。
一番大きな岩脈の、陸側の、見掛け上「付け根」に当たる部分には「海竜山遠田八幡宮」という神社があり、岩脈を竜に見立てて祭ったのではないかと想像させられます。
近くには、唐音の蛇岩の名前で天然記念物に指定されている岩脈もあり、益田市東部の海岸にはこのような岩脈が幾つもあるようです。
こちらは蛇なんですね。


上がその唐音の蛇岩。
ここでは岩脈の部分の方が浸食されて削られており、まるで切り通しの道のようです。
人工物だと言われたら、信じてしまいそうですね。でも、自然現象。
こういう形状ができてしまうんですね。
山陰本線で、益田方面へ向かう機会があったら、車窓からちょっと注目してみてはいかがでしょう。

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明日5日から数日,益田市街地の西部に行きます.
余裕があれば,ぜひ寄ってみたいと思います.

“食卓で学ぶ地学”参考になりました.
ありがとうございました.

by Mr.T ( 2013-12-04 18:52:57 )


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・氏名   中村唯史(なかむらただし)
・生年月日 1968年2月29日
・住所   島根県大田市
・職業   大田の自然史案内人

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