2013年5月のエントリー



    2013-05-30 23:07:41 | おーい!中村です!!

まちなかの生き物たち


探してみると、まちなかでたくましく生きている生物が意外とたくさん見つかります。
それも、田畑や公園の植え込みといった部分ではなく、普段はのぞき込むこともないような道路端の側溝に。


大田の町には、三瓶川から分水した用水路が流れ、現在は側溝としか機能していないものにも、用水路の名残を留める部分があります。
そういった場所をのぞいてみると、結構いろいろ生きています。しかも、流れの強弱や水底の状態によってしっかり棲み分けをしながら。
常時水が流れている用水路では、砂が堆積している部分にはマシジミが生息しています。住宅地を流れるコンクリート三面張りの水路にも関わらず、です。
貝殻が沈んでいるのをみかけて、誰かが食べたシジミの殻を捨てたと思っている方もいらっしゃるかも知れません。そういう場合もあるでしょうが、殻が沈んでいる場所の付近には、ちゃんと生きたシジミが棲んでいるのです。
ヤゴもみつかります。カワニナもたくさん生息しています。
大田高校の中を流れる水路ではホタルが発生しますが、エサとなるカワニナがいて、ホタルが産卵できる場所がわずかながら残っているので、繁殖できるのです。
もっとも、大田高校のホタルは、以前はたくさんみかけましたが、道路部分の水路を改修してからは目につかなくなりました。


水の流れが弱く、それでも常時水がある場所では、メダカが生息しています。
見るからに汚いドブにさえ、ちゃんとメダカが生きているのです。驚くほどたくさんの群れで泳いでいることもあります。
そういった場所には、アメリカザリガニが棲んでいることもあります。


これらの生物が生きていることをご存知で、ごく当たり前と思っている方も多いかも知れません。
でも、全国的には激減して、地域によっては絶滅の危機といわれることもあるメダカが、まちなかの側溝にたくましく生きているとは、うれしいではありませんか。
うれしい反面、生き物たちにはもっと暮らしやすい環境へ移動して欲しいとも思います。
側溝は生物にとって棲みやすい環境ではなく、生物が生きる環境を維持する工夫を凝らすべき場でもありません。
清掃する必要があり、そこにいる生き物のことなんて構っていられない場です。
元気に泳いでいるメダカたちも、いつまでそこにいられることやら。
もっとも、生物たちのたくましさもたいしたもので、一度はいなくなっても気付くとまた増えていたりします。
あまり深く考えず、「今日はいるかな?」と、時折のぞいてみることにしますか。

コメント(0件) コメント投稿

コメントはありません。



トラックバック(0件) トラックバックURL:

トラックバックはありません。




ブログトップ

カテゴリ選択

エントリーカレンダー

<<  2013年5月  >>
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1

最近のエントリー

最近のコメント

最近のコメントはありません。

最近のトラックバック

最近のトラックバックはありません。

エントリー履歴

プロフィール

・氏名   中村唯史(なかむらただし)
・生年月日 1968年2月29日
・住所   島根県大田市
・職業   NPO法人石見銀山協働会議副理事長

会員ページ


rss

携帯サイトアクセス用QRコード

QRコード