2008年8月のエントリー
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2008-08-09 10:06:03 | なっちゃんの日々是好日
時には、目をつむっている方が
東京の若手尺八奏者、き乃はち(本名は知りません)さんのオリジナル曲の一つが、世界遺産石見銀山遺跡のまち、おおだ市のテーマ曲になっています。
別に議会や市が何らかの手続きを踏んで決めたわけでなく、その曲を気に入った市長が言い出して、き乃はちさんもライブの度にそんなトークをするので、そんなもんかいなと、なんとなく。ま、確かに馴染みやすくいい曲だと思います。
先月初め、おおだの西の端、福光海岸というところで、き乃はちさんのコンサートがありました。1年を通じても、水平線に沈む夕日というのは、そう何度もお目に掛かるものではないのですが、この日はサイコーの落日に恵まれました。
いくらローカルなライブといっても、演奏中に奏者にかぶってまで撮影するのもなんだしということで、コンサートが終わった直後に本人を呼び止め、ポーズを取ってもらいました。
まだ夕焼けが残っていて、なかなか絵になったのですが、あとでベストショットかなと思った写真を見て「あ、しもた!」。
撮ってるときは強烈な逆光だったので気がつかなかったのですが、どれもこれもカメラ目線になっているのですね。せかく尺八を吹いてるかのようなポーズを取ってくれたのですが…。
一般的には、目をつむった写真は失敗作の一つに数えられますが、ここはやっぱり目をつむっている方が、写真としてのゲージュツ性は高くなります。
残念ながら、印刷物への掲載は見送りました。
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