2012年4月のエントリー
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2012-04-11 19:19:38 | なっちゃんの日々是好日
お酒のむ人 花ならつぼみ
♪お酒のむ人 花ならつぼみ きょうもさけさけ あすもさけ――。別に一杯機嫌でなくとも、この都々逸(ど・ど・い・つ)の文句をつぶやきたくなるサクラの古木がある。
JR山陰線の湯里駅前(大田市温泉津町)。2本あるうち、一方の咲き具合が遅れている。朝の内、しばらく日陰になるためだろう。そこで、今日か明日かと、日を変えて通った。週明けは、5月を思わせるぽかぽか陽気。お日様の光に恵まれ、サクラは一日でパッと咲く、という実例を目の当たりにした。
湯里駅は8年前、国道9号に面して移転。石州瓦で葺いた駅舎は趣を残すが、かつては木造の名駅舎として、全国の鉄道ファンに知られた存在だったという。
年を追うごとに、無人駅の利用者は減り続けている。だが、清掃が行き届いた駅内外のたたずまいに、地元住民の愛着を見る思いがした。桜吹雪になる頃、もう一度撮ってみたい。そんな思いが募った。
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コメント(2件)
コメント投稿新さま
またしても興味深い情報、ありがとうございます。保存されている駅備品の数々、歴史を語り継ぐ貴重な遺品ですね。破壊されることなく、よくぞと思います。また何年か経ったら、展示会でも開いて、子どもたちに見せてやりたい気がします。
この欄の本文末尾にありますように、後日、再撮影に出かけました。
花吹雪には出会えませんでしたが、満開をやや過ぎた別のイメージの写真が撮れたのでアップしておきます。
by ふなやん ( 2012-04-14 13:47:20 )
ふなやん様、ついに湯里駅の桜をテーマに取り上げて頂き感謝しています。
実は、旧湯里駅舎の廃棄され新駅舎が出来るとき、強く保存をと願ったのですが東京に出ている手前、保存について何もできずに残念なことをしました。破壊するのは忍びないので地元大田市議会議員の先生にお願いして、湯里駅の切符を売り出すガラス製の「ギロチン窓」と今となっては珍しい「やぐら式の太い木製の改札口」、荷物を送る(当時はチッキ?といった)チッキ窓口ガラス扉を保存して頂きました。西田のさる所に保管してあります。
保存を依頼した待合室にあった2個の木製ベンチは、1個は中組、1個は西田の新築集会所において使われているはずです。
昔懐かしい建物は、破壊は一瞬ですが、保存は努力が必要です。
美しい湯里駅の桜を撮影して頂き本当に嬉しく思います。
有難うございました。
by 新です ( 2012-04-13 17:27:35 )
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