2018年11月のエントリー
次のエントリー > 最初のエントリー >> |
2018-11-16 17:22:10 | フジケンブログ2015
畑の干し柿
先日、畑の干し柿組合さんに立寄ってみました。
松江市の東方、東出雲町の山あいにある『畑』地区。こちらに干し柿の一大生産拠点が存在します。戦国時代に毛利家が兵糧源として持ち込んだのが由来とのこと。

3階建の、干し柿専用につくられた立派な小屋には、まだ干し始めとみられる柿がズラリ!なかなか壮観です。
この光景が見られるのは11月から12月初旬にかけてのわずかな期間。

干し柿に使われるのは、そのままでは渋くて食べられない西条柿。中国地方の特産品です。
前述の干し柿や、ドライアイスなどで渋抜きした『合わせ柿』として、この時期出回ります。どちらにしても、元が渋柿であることを忘れさせる、通常の柿をも凌駕する独特の甘みが絶品なのです!

柿の木がズラリと並ぶ山裾に、ところどころ秋バラなどが植えられ、景観に華を添えます。その光景は桃源郷ならぬ、柿(し)源郷?
樹齢500年を超える古木も点在するとか。
もしかして、戦国時代毛利家が植えた木もバリバリ現役!!?

こちらで作られた干し柿は、毎年11月下旬頃から各地へ向け出荷されます。
島根が誇る、秋の味覚のひとつです。
<畑干し柿生産組合>
JR松江駅から車で30分
4550 count
次のエントリー > 最初のエントリー >> |