公開講座　『加納莞蕾と平和』

平成26年12月７日（日）　美術館隣の布部交流センターにおいて、公開講座　『加納莞蕾と平和』　を開催しました。

三人の講師がそれぞれの立場から最新の研究成果を発表しました。


まずは、美術館館長　加納佳世子（加納莞蕾の娘＝四女）

　　　『家族からみた加納莞蕾』

娘という視点から、莞蕾の生い立ちや父・莞蕾への家族の想いなどを発表した。

　　　　　　


次に、美術館顧問　三島房夫氏

　　　『世界平和を求め続けた加納莞蕾』

〜「赦し難きを赦す」ーフィリピン戦犯問題解決をめぐって〜

フィリピンのキリノ大統領に送り続けた戦犯助命嘆願書のことを中心に、恒久平和を願う莞蕾の功績を発表した。

　　　　　　



最後は、浜田市世界こども美術館学芸課長　神　英雄氏

　　　『画家としての加納莞蕾』

浜田で教師をしながら島根独立系画家グループを設立し、中心人物として活躍した。画家としての莞蕾の功績を発表した。