美術館スタッフから - 2012年10月のエントリー
アート&カルチャーバス
10月27日(土) 今年も布部交流センターと共催で 『アート&カルチャーバス』 を計画し、岡山県 大原美術館見学・美観地区散策のコースで出掛けてきました。
当日は天気にも恵まれ、行きのバスの中は準備していたクイズで盛り上がり あっ! と言う間に昼食場所である 鷲羽山レストハウス に到着しました。
【トイレ休憩の蒜山SAにて・・・】
バスから降りて、レストハウスの方に歩いて移動。天気が良かったので壮大な瀬戸大橋が目の前に見え、とても感動しました(^^♪
【鷲羽山レストハウスにて・・・】
実は、今回のカルチャーバス!特別ゲストをお招きし大原美術館の見どころについて解説をしていただきました。
その特別ゲストとは・・・
岡山芸術科学大学の講師でもあり、岡南ギャラリーの会長でもある 重田雅彦氏。(重田さんは昨年 秋のカルチャーまつりで、講演会の講師をしていただいた方で、加納美術館とは深い関わりがあります。)
一緒に昼食を取り、重田先生から 『美術館に行って 教養 を身につける』 という話を聞きました。
その教養とは・・・人それぞれ心に残る絵が違うので、この絵が気に入った とか 綺麗だった とか思う事が教養を深める。。。(重田さんの話より・・)
その後、大原美術館にある絵についての説明を聞きながら倉敷美観地区の方へ移動しました。
【参加者全員の集合写真です】
中に入り、大原美術館の収集作品 第1号 アマン=ジャン作 「髪」 という絵をみました。
その次に、一番観たいと思っていた エル・グレコ ≪受胎告知≫ これは、ゆっくり、じっくりと観ました(*^。^*)
そうこうしているうちに、とうとう出発時間がきてしまい、あわててバスまで戻りました^_^;
そして “また伺いたい” と、改めて思いました。
その時は時間を気にせず、ゆっくりと・・
帰りのバスの中は、話をする人・寝てる人いろいろでしたが、何事もなく、無事に布部の地へ帰りました。
お世話になった“フラワー観光”さんに、楽しい一日が過ごせたお礼を言い、今回気がついた点を、来年のカルチャーバスの参考にしたいと思いました。
コメント(1件)
コメント投稿重田先生のおかげで絵画鑑賞が理解でき大変参考になりました。
そして教養を身につけるもできました。今までは自分の好きな絵があればじっくり鑑賞していましたが興味のない絵は素通り。情けないじいさんです。
説明を聞いていたせいか、熊谷守一〈陽の死んだ日〉の前に立ったときは
涙が出てしまいました。次は来年の五月に行くことにしました。