2008年12月のエントリー
2008-12-04 18:56:31 | なっちゃんの日々是好日
開け行く影のカーテン
世界遺産・石見銀山遺跡(島根県大田市)の本体は、仙ノ山といいます。
標高は538メートルで、頂上付近に銀山最盛期の鉱山都市の遺構がありますが、発掘調査後は保存のために埋め戻されました。
写真中央の丸い山は、頂上に山吹城という山城があった要害山。戦国時代に繰り広げられた銀山争奪戦の拠点になりました。
この写真は仙ノ山の中腹から、要害山に向かって撮影。
画面を斜めに横切る杉木立が、仙ノ山の稜線を形どっています。 だんだん高くなる朝の光が徐々に樹木を照らしていく様は、静かに幕が開いていくかのようでした。
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