なっちゃんの日々是好日

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    2010-12-23 20:03:21 | なっちゃんの日々是好日

やっぱり線路はSの字形 銀山街道から眺める山陰線


 当方、いわゆる「鉄ちゃん」=鉄道マニア=ではない。前回の掲載ではローカル駅を取り上げ、今回はローカル線(いや失礼、れっきとした山陰線だ)を走行する列車をテーマとしたので、そう思われる向きがあるかも知れないが……。
 世界遺産・石見銀山遺跡(島根県大田市)には、二つの銀山街道がある。うち、鞆ヶ浦道は16世紀の前半、銀鉱石の積み出し港だった鞆ヶ浦(同市仁摩町)と銀山を結んだ。全長は7・5キロほどだが、道中、けっこう険しい山歩きを強いられる。質問されれば、よほどのマニアか探訪心に長けてない限り、ここを狄神議将瓩吠發ことは勧めない。
 そこで、一般旅行者向けには街道のスポット歩きを勧める。海側から500メートルも歩けば、山陰線を見下ろす映画の書き割りのようなポイントにたどり着ける。ほんの少しの寄り道で、鳴り砂の琴ヶ浜も一望できるし、途中、あまり知られていない大田市では随一の「スイセンの丘」も楽しめる。名付けて、「街道いいとこ取り(撮り)歩き」。
 銀山街道から眺める山陰線。2両編成の特急が車体を斜めに傾げながら逆S字状になった線路を通過して行く。その様子を眼下に、牛馬や人力で銀鉱石を運んだ当時の様子を想像すると、500年前の歴史を一挙にたぐり寄せたようで、くすぐったい。
 来年夏の第35回世界遺産委員会で、平泉(岩手県)が新たに登録されることになれば、銀山遺跡の観光培養液も濃度が薄れるのは必至。当地の観光のあり方として、いま主体になっている遮二無二(しゃにむ)に「歩け歩け」ばかりでは限界が見えている。

  
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●なまえ…孫乃関六●住んでるところ…2005年春、会社の人事異動で、神戸から島根県大田市へ引越し。数年後、会社を卒業するも、引き続き、島根に家を借りては引っ越しを繰り返す。居住歴は大田市大田町、同大森町、同仁摩町、邑智郡邑南町、飯石郡飯南町、出雲市●島根での撮影は、「旅人の視点で」がモットー●飼っている動物…ワン子(柴とコーギーのミックス犬)
●好きな食べ物…しまね和牛、どんちっちノドグロ(の干物)、蕎麦、鮨、カツ丼、餃子、納豆、自分で作ったカレーと焼き飯とパスタとオムライス●仕事…フォトエッセイスト/元・日本写真家協会会員(Japan Professional Photographers Society)











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