2016年4月のエントリー
2016-04-26 22:39:52 | なっちゃんの日々是好日
風光るクマンバチの飛行
そこかしこの木々が、新緑をまとい始めた。うららかな日差しを浴びて、様々な虫たちが飛び交っている。
中でも、迫力ある重低音の羽音を立てるのはクマバチ。その羽音を模した軽快な曲調の「クマンバチの飛行」は、ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフ(1844−1908)の手になるものだ。
風光る朝、目の前をクマバチが行ったり来たり、何度も往復していた。思わず首をすくめたくなる飛行音だが、性格はいたって温厚で、雄(オス)は針を持たないらしい。雌(メス)にも、いらぬちょっかいを出しさえせねば、痛い目に会うことはない、というから、これは何かに合い通じるものがあるよう、な気がする。
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