2012年1月のエントリー
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2012-01-12 07:43:08 | なっちゃんの日々是好日
古事記を思う光の矢
雲に覆われた鉛色の空が裂け、稲妻が横に走ったかのように輝いた。天から、光の矢が海に降り注いできた。
2012年が明けた。日本最古の歴史書「古事記」が編まれて、ちょうど1300年の節目の年。これを記念して「神話博しまね」が大々的に開催される。
出雲大社周辺を主会場に、会期は7月21日から11月11日の足かけ4カ月。県・市町村を挙げ、官民一体となった多種多様な取り組みで、「神々の国しまね」を発信しようという企てだ。成功を祈りたい。
半年先の催しに、こじつける気はないが、稀にも見られない天空の営みに出くわすと、敬虔の念に打たれ、神々のおわす気配を感じることがある。大いなる自然を前に、小さき自らの無力さを思い知らされる。そういうことなのだろう。
(写真は島根県江津市で)
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