2011年8月24日のエントリー
海なんて、海なんて
炎暑の夏もようやく矛先を納めたようだ。ここ数日の凌ぎやすさに晩夏を実感する。夜更けて、開けはなった窓から聞こえてくる集(すだ)く虫の音が全身に染み渡って心地良い。
夏の終わりの海がいい。白い波頭が目立つようになり、季節の変わり目を実感する。柄にもなくセンチな気分でいると、人の姿をほとんど見掛けない砂浜に一匹の犬が現れた。
遠くにいる買い主を追って、波打ち際を疾走している。その姿に、思わずほほ笑んでしまった。はるか昔、テレビで見た青春ドラマの主人公が、失恋でもして叫んだせりふとシーンが蘇ってきたからだ。「海なんか、だいっきらいだ〜」
さて、のど元過ぎればなんとやら、連日の暑さには閉口したが、ここは行く夏を惜しもう。秋はそこまで来ている。
島根県大田市仁摩町の琴ヶ浜で
コメント(4件)
コメント投稿志波様
先日は、講演会場でお会いできてよかったです。翌日、馬路の巨大草履の山車も取材しました。祭り日和に恵まれて、みんな楽しそうでしたよ。
こんばんわ 馬路の講演、鳴り砂について話しをします。もしおいでくださるなら、13時00分から1時間半くらいの持ち時間ですでその時間で計画されればと思います。
琴が浜会館で行われると思います。
お会いできれば幸いです
志波様
琴ヶ浜に出掛けると、不思議と絵になる被写体に出会えることが多いです。もう20年も前のことですが、大阪本社勤務時代に一度、琴ヶ浜を訪れたことがあります。まさか、今、自分がその近くに居を構えることになるなんて、「神ならぬ身の知る由もない」の言葉通りだな、と実感。
さて、来月、馬路で講演をなさるそうですが、何時からでしょうか?
久しぶりです。
今年の琴ヶ浜はたくさんの海水浴客が訪れたのでしょうね。
走る犬は鳴り砂の音を感じ取っているでしょうか。良い情景ですね〜
10月8日馬路での鳴り砂講演で出かけることになり、久しぶりに琴ヶ浜に逢えることに楽しみにしています。