2012年2月22日のエントリー
2012-02-22 22:27:58 | なっちゃんの日々是好日
雪あかり
「雪あかり」――ロマンチックな言葉の響きがいい。厳寒の冬の闇に包まれ、ゆらゆら揺れる無数のキャンドルの炎。
先々週の土曜日、天然の出湯(いで・ゆ)を誇る三瓶温泉(島根県大田市三瓶町)の志学エリアであった催しだ。実行委のスタッフやボランティアらが力を合わせ、雪を固めて作った小さなかまくらは2000個に及んだ。
降雪量の多い志学エリアで、「放っておけばじゃまになる雪」を、イベントの資源に活用しようという逆転の発想だ。2年前から始まり、今冬で3回目。過去は雨や、逆に大雪に祟られたが、今年は雪の女神がほほ笑んだ。
会場の一角には、おでんなど温かい食べ物を販売する屋台も出て、白い息を弾ませる来訪者が、しばしの暖を取り目を細めた。「小さな灯で大きな絆を」が地元の合い言葉。絆の裾野が広がるよう祈りたい。
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コメント(4件)
コメント投稿紀伊さま
コメントありがとうございます。ご実家が仁万とか。小生はいま、仁万で借家住まいをしております。昨夜(3/3)には、さんべ温泉スキー場で花火大会がありました。昔は恒例だった、とか。
スキー場は2年前でしたか、閉鎖されてしまいました。それでも、ゲレンデには雪が積もります。
by ふなやん ( 2012-03-10 10:54:46 )
昔、山陰線浅利駅の近くに製材所があり、そこに勤めていた父は、製材所の年に1度の慰安旅行で私を連れて行ってくれ、皆で三瓶温泉に行きました。60年前の話です。
当時は、地元の人にもなかなか行けない三瓶温泉で、皆で風呂に入り、その前で皆で撮影した親父の膝に抱かれた得意そうな小さい私の1枚の写真だけが残っています。
当時は三瓶温泉も今からみれば都会で、人の往来が多かった三瓶温泉でした。あの人達はどこに行ったのでしょう?
甘い昔を思い出させていただいた、ふなやんさま、幻想的な写真を有難うございます。郷里の繁栄を祈ります。
by 新です ( 2012-02-24 13:36:59 )
先ほど名がぬけてました+神谷にて
関西人ですが実家は仁万です。
by 紀伊神谷 ( 2012-02-23 21:49:10 )
オレンジ色の雪景色 癒されますね〜
by 紀伊 ( 2012-02-23 21:24:34 )